口周りの筋肉が縮んでしぼむと顔が老ける
口元は年齢が顕著に表れる部位です。
年を重ねるにつれて、ほうれい線は深く、唇は薄くなり、口角が下がります。
あごはたるんでもたつき、下あごが梅干のようにシワシワになる人もいます。
これらの老化現象は、口周りの筋肉が縮んでしぼむことで引き起こされます。
そこで、美容医療では皮膚や唇をふっくらさせるヒアルロン酸、筋肉の収縮を弱めるボトックスなどを注入して、若返りを図ります。
しかし、そんなことをしなくても、自分で、しかも簡単に口周りを若返らせる方法があります。
それが今回、ご紹介する「下あご揺らし」です。
下あご揺らしで特徴的なのが、歯の内側、舌の下に指を入れて、下あごをなでること。
「口の中に指を入れる!?」
と驚かれるかたもいるかもしれません。
しかし、これが簡単でありながら、高い効果をもたらすポイント。
そうすることで、内側翼突筋や舌骨筋といった、あごの深部にある筋肉に直接触れることができるのです。
実践すればすぐに、口の中が広くなり、口が開閉しやすくなるのがわかるはず。
そして、何よりすごいのは、見た目がはっきりと変化すること。
ほうれい線が浅くなり、口角がキュッと上がり、フェイスラインがスッキリします。
片方だけ実践してから鏡を見ると、左右差でこの変化が一目瞭然ですから、ぜひ、ご自分の目で確かめてみてください。
実際、取材中に、編集部のNは自分の顔の片側だけが、たるみがスッキリ解消していくのを目の当たりにしました。
では、下あご揺らしのやり方をご紹介しましょう。
下あご揺らしのやり方
①手指をきれいに洗い、右手の人さし指を、舌の下、左の奥歯の内側に入れる
②左手の親指は、左のエラの下、へこむところに指を入れる。あごを引くとへこみやすい。
親指を少し揺らして、口の中とエラの下から、指同士があごの皮膚を挟んでくっつく場所を探る
③深呼吸しながら、指同士を触れ合わせたまま、弱い力で奥歯からあご先へとゆっくりスライドさせる。
このとき、指同士は「遠くに感じるだけ」で決して押さない。
痛いところがあった場合は、痛くないように指の圧を緩めて深呼吸をすると、緩む
④あご先まできたら、指を外し、エラを優しくなでる。さすらない!
いかがでしょうか?
ぜひ、鏡を見ながら実践してみてください。
発売中の『ゆほびか』2023年4月号の誌面では、「下あご揺らし」のやり方を写真図解付きで解説するとともに、魅惑的なふっくら唇を作る方法も併せてご紹介しています。
また、実践者の驚きのビフォーアフター写真も掲載しています。
ご興味のあるかたは、ぜひ書店でお手にとってご覧ください。
【ゆほびか2023年4月号の特集一覧】
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