本のまねをしてもすぐまた散らかってしまう!
『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました』シリーズが話題を呼んでいる漫画家・なぎまゆ先生。
ご自身のマンガ作品の中で、何人もの片づけられない友人の部屋を二度と散らからない部屋に変身させてきました。
でも、なぎまゆ先生も元は片づけられない人だったのです。
「片づけられなかった私は、片づけられる人になりたくて、いくつか片づけや収納の本を読みました。
でも、本のまねをしても、すぐまた散らかってしまいます。
そのうち私は、私のような大ざっぱな人がきちょうめんに片づけられる人の片づけ術をまねにしても続かないことがわかったのです」
(なぎまゆ先生)
これは、特に片づけが苦手な人が陥りやすい「片づけのワナ」の1つです。
そこでなぎまゆ先生は”自分の性格に合った片づけ術”を考えるようになったそうです。
それは「今の自分の生活や性格に必要な物だけを残し、自分の性格ならどこにあると取り出しやすいか」を考える片づけ術。
この片づけ術では、3つのステップを踏んで片づけていきます。
●STEP1
物別に全部出す
●STEP2
いらない物を徹底的に捨てる
●STEP3
自分の性格に合った収納をする
こう書くと、一見簡単なようにも見えますが……この中でも特に難しいのが、STEP2。「いらない物を徹底的に捨てる」のステップです。
なぜなのでしょうか?
壊れた物、使えない物は捨てられるけれど……
そもそも片づけられない人は、「いらない物を捨てましょう」と言われても、そもそもどれがいる物で、どれがいらない物なのか、判断することができないのです。
壊れた物、使えない物は捨てられるのですが、「使えるけど使わない物」「使うかどうかわからない物」は捨てられないというわけです。
なぎまゆ先生はこう話します。
「片づけでいらない物を判断するときは、
①自分の生活や性格に必要な物
②それ以外のもの
③すぐには判断できない物
に仕分けてください。そして、②は手放します。仕分けを続けるうちに、難しい③もだんだん手放せるようになっていきます」
なるほど、これは、苦手な人にとっての片づけキーポイントですね!
『ゆほびか』2021年12月号の「捨てると人生が輝く!運気が急上昇!『掃除と片づけ』」特集では、どれがいる物でどれがいらない物か、誰でも判断できるようになるテクニックから、片づけの際に陥りやすいワナを脱出するまでを、マンガで詳しくわかりやすく解説!
片づけや収納の本、あるいはきちょうめんな知り合いの片づけ法をまねしても、なかなか自分には身につかない、すぐまた散らかってしまう……以前のなぎまゆ先生と同じ悩みを抱えているかたは、ぜひ『ゆほびか』2021年12月号で「二度と散らからない部屋」を作りましょう!