ネコ背が顔のほうれい線やたるみの原因になる
パソコン・スマホ・テレビをついつい触ったり見たりして1日何時間も座りっぱなし。
そして気づけば前かがみの状態で、すっかり「ネコ背」が定着してしまっていませんか?
お心当たりある人は、要注意!
ほうれい線やたるみ、二重あごなど、顔の悩みの原因になっているかもしれません!!
そう警鐘を鳴らしてくださったのは、清水真先生です。
清水先生は、北海道・札幌市内を中心に治療院や姿勢(ネコ背)矯正の体操教室などを運営しています。
これまでネコ背を正すことで、肩こりや腰痛、目の疲れなどの解消を目指してきましたが、驚くことに顔のむくみやたるみも取れて小顔になったという喜びの声をいただくことが増えたといいます。
でも、いったいなぜ?
独自に研究を重ねると、ネコ背が原因で生じた背骨のゆがみが全身に影響し、カバンを持つ手や咀嚼(そしゃく)が左右に偏るなどの日常のクセとして表れること。
そして、このクセを放置しておくことで、顔にまでゆがみが表れることがわかりました。
この顔の「ゆがみ」の表れこそ、たるみやむくみ、二重あごやシワなのです!
ですから、顔のたるみやむくみなどが気になる人は、まずはネコ背を「背伸ばしストレッチ」でリセットしましょう!
背伸ばしストレッチのやり方
①脚を肩幅に開いて立ち、背筋を伸ばす。腕を前に伸ばし、両手を組む
②手のひらを真上に向けるようにして、腕を頭上に上げる
③息を吸いながら、手を精一杯高く上げ、背筋を伸ばす。
このとき、かかとも同時に上げる。
腕を天井に向けて伸ばす動作と連動させ、顔も上に向ける
④息を吐きながら、ゆっくりと手とかかとを下ろし、1の状態に戻る。
*①~④を1回10秒ほどで行う
そして、顔の印象の60%を決定づけている「顔の骨のゆがみ」を取ることで、より効果的に顔の悩みにアプローチできます。
その方法こそ「美顔ストレッチ」。
せっかくなので、今日は顔の約1/3を占める「下顎骨」のゆがみを取るためのストレッチをお伝えしますね!
まず、下顎骨とは何か…。
文字通り、下あごの骨なのですが意外にも働き者!
食事はもちろん、会話などで絶え間なく動いていますし、頬杖をつく・うつ伏せで寝るといった生活のクセの影響を受けやすく、左右差が大きく出やすい骨なんです。
さて、下顎骨のゆがみを取る方法ですが、以下の「耳ストレッチ」になります。
耳ストレッチのやり方
①両手で耳を持ち、5秒間息を吸いながら耳を前回しする。
前回しが終わったら、5秒かけて息を吐きながら後ろ回しを行う。
前回し・後ろ回しを計10回程度行う
②耳を軽く引っ張った状態で「あ・い・う・え・お」と口を動かす。
①~②を5回行う。メイク前や朝晩の洗顔後に行うと効果的!
ご紹介してきたストレッチを行うと、1回でも顔の印象が変わることがあります。
特にあごのラインや口角の高さが違う人は、ほうれい線が薄くなるなどの効果が表れやすいのです。
実際にストレッチを受けた体験者さんからも「肌にハリが出て、メイクの乗りもよい!」とか「二重あごが消えた」などの声も届いています。
発売中の『ゆほびか』2023年4月号の誌面では、「耳ストレッチ」のほか、もう1つ特別なストレッチ方法もご紹介していますよ!
ご興味のあるかたは、ぜひ書店でお手にとってご覧ください。
【ゆほびか2023年4月号の特集一覧】
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