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【ニキビ】【乾燥肌】肌トラブルを一掃する「チーズバナナ」

春…こんな症状に悩んでいませんか?

冬の寒さが和らぎ、春を感じる日が増えてきました。
東京では、今週末には桜が開花するという予報もあり、心が安らぐ時間も増えました。

しかし、引き続きマスクは必須。コロナはもちろん、花粉症対策として欠かせないという人も少なくないと思います。

季節の変わり目の影響や空気の乾燥も相まって、気になり始めるのが肌荒れです。ニキビや乾燥肌が冬から続き、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

このような肌トラブルに役立つ食材が実は、とても身近にあります。

それはチーズとバナナを組み合わせた「チーズバナナ」です。

チーズバナナ

「チーズとバナナを合わせて食べておいしいの?」
と疑問に思うかもしれませんが、実は、とても相性のいい食材。
話題のカフェでは、パンに乗せてデザートトーストにしたり、パンケーキに合わせたりしているお店もあるほど。チーズの塩味が、バナナの甘さを引き立てておいしくいただけます。

「おいしさはもちろんですが、栄養面でもお勧めの食材の組み合わせ方ですよ」

そうお話ししてくださったのは
イシハラクリニック副院長・石原新菜先生です。

イシハラクリニック副院長 石原新菜先生

チーズとバナナの相乗効果で美肌になる!

まず、注目したいのがチーズ、バナナともに
ビタミンB2・B6を豊富に含んでいる点です。
肌のターンオーバー(細胞の入れ替わり)を促進し
肌荒れを治し、弾力を取り戻すために役立ちます。

それぞれの食材の栄養素もポイントで
チーズが含むたんぱく質は、肌の乾燥予防
ビタミンA、Eは、肌に潤いを与え、肌の血行促進、活性酸素の除去。
バナナの食物繊維は、腸内環境を整え
体内の不要物を体外に排出してくれるなど
肌に嬉しい栄養素が目白押しです!

さらに、その食べ方も重要です!
今日は特別に、チーズバナナの作り方を
お教えいたします。

<チーズバナナの作り方>
材料…チーズ1枚
   バナナ1本

(1)皮を剥いたバナナを耐熱皿に置き、チーズをのせる
(2)500wの電子レンジで1分加熱する

※バナナは食べやすい大きさに切ってからチーズをのせて温めてもいい

とても簡単ですが、この作り方の中に重要なポイントがあります。それは「温めること」。

チーズバナナを東洋医学的な側面から見てみると、チーズは体を温める「陽」の食材であるのに対し、バナナは体を冷やす「陰」の食材です。冷えは美肌の大敵ですから、生のバナナを食べることは、肌質改善を目的にする場合、お勧めできません。

しかし、陰の食材は、加熱すると体を冷やさない「平性(へいせい)」の
状態に変化しますから、熱を加えたバナナとチーズを組み合わせれば、体を温める効果がより一層高まるのです。
体が温まれば、血管の収縮が緩和し、血液が流れやすくなります。すると、体の末端や皮膚の隅々まで、しっかりと酸素や必要な栄養素が行き届きますので肌トラブル改善が、より一層期待できるようになるのです。

今回、ご紹介した内容の他にも、チーズバナナには嬉しい健康効果が期待できます。

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