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頭蓋骨の歪みをとると「脳脊髄液の流れ」がよくなって不調が解消!

頭蓋骨が歪むと脳脊髄液の流れが悪くなる

梅雨の時期って、「疲れが取れない」「だるい」「やる気が出ない」「眠れない」などの不調が、特に顕著に感じられませんか?

これらはよくある症状なので、つい見過ごしてしまいがちですが、日々、スッキリしない状態で過ごすのは、人生の大きな損失ですよね。

でもそれだけじゃありません。
「認知症などの病気の入り口に近づいている兆候なのかもしれません」
と、清水ろっかん先生は指摘します。

認知症の兆候?
そう聞いて、穏やかな気分ではいられません。

これらの症状の原因の一つに、「脳脊髄液の循環の悪さ」が考えられると、ろっかん先生は続けます。

脳脊髄液は、脳や脊髄と、それを包んでいる髄膜との間に存在する無色透明の液体です。
脳の内部にある脳室という空間で作られ、脳と仙骨の間を循環した後、毛細血管に吸収されて排出されます。

ところが、悪い姿勢やストレスなどで頭蓋骨が歪むと、脳脊髄液の通り道に詰まりが生じ、流れが悪くなります。

その結果、脳脊髄液が増えたり減ったりして、冒頭の症状をはじめ、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りや難聴、目の疲れ・視力低下などの視覚障害、記憶障害、思考力・集中力の低下など、幅広い症状に悩まされることもあるのです。

ここで、脳脊髄液の循環をよくする、「頭蓋骨さすり」のやり方をご紹介します。
とても簡単なうえ、1日たったの3分行うだけで、症状がみるみる改善し、上記症状の予防にもなるとのことですので、ぜひお試しください。

脳脊髄液の循環をよくする頭蓋骨さすりのやり方

●刺激する場所


頭の後ろを触ると、中ほどに出っ張り(外後頭隆起)がある。その出っ張りの下のくぼみを左右それぞれ3カ所に分けて行う

●やり方


頭の後ろの出っ張りの下のくぼみに親指をかけ、残りの指は軽く重ねる。
親指に少し圧をかけながら、上下に軽く揺さぶる。中央から少しずつ外側に指をずらして3カ所、10秒ずつ行う


『ゆほびか』2022年7月号では、この頭蓋骨さすりを写真図解付きで詳しく説明しているほか、側頭骨を緩める頭蓋骨さすり、首の後ろを緩める頭蓋骨さすりのやり方もご紹介しています。
全部行えば、より脳脊髄液の循環がよくなり、頭がスッキリします。
興味のあるかたは、書店などでお手に取ってご覧ください。