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【3日やって1日休むダイエット】外食多めでも3カ月で5.6キロ減! ゲーム感覚で取り組むのがコツ

自分が思っていた以上に食べていることに気づいた

2年前、私の勉強会のメンバーである野上浩一郎先生がオンライン・ダイエットプログラムを開発したというので、参加してみました。

当時、私の体重は86㎏、体脂肪率は30・5%。加圧トレーニングやボクササイズなど激しい運動を週6時間以上行い、食事にも気をつけていましたが、会食が多いため、なかなか体重は減りませんでした。

ライフスタイルシートを記録し始めると、いろいろな発見がありました。思っていた以上に食べていることに気づき、食べる時間を8時間以内に収めると、前日よりも体重が減ることもわかりました。

私の場合、会食のある日をOFF日にしました。3日に1回のペースにはできませんでしたが、会食のない日はしっかりやる、という感じで取り組みました。会食ではおいしいものを存分に食べ、お酒もたっぷり楽しみますが、糖質の多いビールは最初の1杯だけと決めました。2杯目以降は、ハイボールなど糖質の少ないお酒に切り替えます。

そんな感じで、あまり厳密にやったわけではありませんが、体重は確実に減少。3カ月で5・6㎏減り、80・4㎏に。体脂肪率も27・7%に落ちました。

※ライフスタイルシートに関する記事は別記事で紹介されています。

8時間以内の食事とゲーム感覚で楽しむこと

脳科学的にいうと、我慢するダイエットは成功しません。我慢するとコルチゾールというストレスホルモンが増え、食欲が増してドカ食いを招くからです。一方、野上先生が推すダイエットは、小さな習慣を改善していく感じで、我慢することがあまりないため、私もストレスは感じませんでした。

現在も、体重に多少の増減はありますが、増えたらまた戻す、という感じでうまく調整できています。

これからダイエットを始める人には、食べる時間を8時間以内に収めることと、ゲーム感覚で楽しみながら取り組むことをお勧めします。

私はONの日は自炊することが多く、「マゴワヤサシイコ」の食材を全部とるにはどうすればよいか、工夫しながら料理しています。キノコや海藻、ナッツなどを加えて10品目サラダを作るなど、あれこれ工夫すると楽しくなってきます。現代人の食事は、糖質と脂質、肉類が多くなりがちなので、「マゴワヤサシイコ」で栄養のバランスもよくなります。

「0か100か」で考えるのではなく、できることを一つでも取り入れることが大事。それだけで、少しずつやせ始めると思います。

外食で好きなものを食べても翌日調整すればやせる

治療家・ダイエットコーチ 野上浩一郎

樺沢紫苑先生は美食家で外食が多く、お酒もたくさん飲まれます。お酒や外食が好きな人に、その楽しみを奪うようなダイエットはうまくいきません。OFFの日は好きなものを食べ、翌日しっかり調整する。その繰り返しで、食べる楽しみを犠牲にせずにやせることができます。

「3日やって1日休むダイエット」のやり方を別記事で詳しく紹介しています。

この記事は『ゆほびか』2022年8月号に掲載されています。

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