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【清水義久】金運が上がるマントラ①ー西に沈む夕陽をイメージしながら唱える易経のマントラ

言葉の意味がわからなくても唱えるだけで効果がある

 マントラとはサンスクリット語(古代インドの言語)で「文字」「言葉」を意味し、仏教では「真言」と訳されます。

音そのものにもパワーのある言葉であり、言葉の意味がわからなくても、ただ呪文のように唱えるだけで効果があります。

 マントラを唱えてその波動を響かせることによって神様とつながり、自分のエネルギーを浄化・強化して、開運をもたらすのです。

●易経のマントラ

兌 困 萃 咸 蹇 謙 小過 帰妹 (ダ・コン・スイ・カン・ケン・ケン・ショウカ・キマイ)

 これは、古代中国の占いの書である『易経』にある言葉で、すべてが満たされた神の世界を魂が体験したのち、再び肉体に戻ってくるプロセスを表しています。

 このマントラを唱えることで、自分の魂がいったん体から離れて極楽浄土の安心、楽しさ、喜び、感謝に満ちた境地を体験し、その体験を魂が持ち帰ってきます。

 わかりやすく言うなら、あの世のほんとうに幸せなお金持ちの世界と、あなたの魂をつなぐ技であり、このマントラを繰り返し唱えることで、魂の経験値がレベルアップしていくのです。

「ありがとうございました。金運上昇」

 では、唱えるときの手順をお教えしましょう。最初に「よい人間になります。ありがとうございました」(万能のマントラ)と唱えます。これは金運上昇を祈る前の一種のお祓いの言葉であり、自分が善なる存在であることを宣言する意味があります。

 次に、西の方角を向くか、目を閉じて西の水平線に沈んでいくオレンジ色の夕日をイメージしながら「ダ・コン・スイ・カン・ケン・ケン・ショウカ・キマイ」と3回(または好きな回数)唱えます。

 マントラを唱えながら、夕焼けの光が一段と輝き、その輝く光が自分にお金と豊かさを与えてくれるとイメージします。最後に、夕焼けの朱色の光がチャージされたことに感謝して、「ありがとうございました。金運上昇」と唱えます。

極楽浄土は西方にあり、阿弥陀如来がいらっしゃる金運が満たされた世界です。ですから、西の方角を向いたり、西に沈む夕日をイメージしたりすることで、よりマントラの効果が高まります。

夕日を見るたびに、このマントラを唱えるのもよいでしょう。

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