くつろげる場所にするのが第一
浴室は、心身の汚れを落とし、体内の毒素を排出し、疲れ・ストレスを癒す場です。
ですから、とにかくくつろげる浴室にするのが第一。リビングと同様、高級リゾートホテルを目指したいものです。
くつろぐためには、汚れていたりものが多すぎるのはNGです。
浴室はアイテムが増えがちですから、掃除を定期的に行うとともに、シャンプーや洗顔料などのポンプ類、カミソリや歯ブラシなどは、収納場所を設け、使ったらきちんと片づけます。
浴室の床に置くのはカビを誘発し、よくありません。
浴槽のふたが割れていたり、カビがたまっていたりするのもNGです。
照明の明るさや色も浴室のポイント
もう1つ、目を向けるべきポイントは照明です。
浴室は基本的に「陰」「静」の場であり、くつろぎのスペースです。
明るすぎると、昼間の露天ぶろのように、落ち着けません。
ですから、夜の星空を眺めながらの露天ぶろのように、照明は少し暗めがいいのです。
蛍光色の電球を使っていたら、白熱色のものに取り替えましょう。
また、色合いも重要です。壁が青系や白など、寒々しい色合いだと、くつろげません。
銀色のステンレス製浴槽もしかりです。すぐに変えるのは難しいかもしれませんが、リフォームや引っ越しをする際には、全体的に暖色系でまとめられた浴室を意識してください。
入浴する際は、シャワーだけで済まず、必ず浴槽に浸かるようにしましょう。
上記のようなポイントを押さえた浴室で、バスタブのお湯に浸かってのんびりすると、体が芯から温まり、肝臓・胆のうが癒され、心の汚れも取れていきます。
そして同時に、精神状態を安定させる「セロトニン」という脳内物質の分泌が増えていきます。
おふろは水回りですから、財運にも強く関係しています。財運にこだわる人は念入りに整えてください。
●色と素材感に芯まで温まる
暖色系の色でまとめ、床も冷たさを感じない素材に工夫すると、体内の氣の流れがよくなります。
●ガラス扉が心身を開放的にする
脱衣所と浴室の間にある壁・扉をガラス張りにします。最初は抵抗がある人も多いかもしれませんが、慣れると、とびきりの開放感を得られ、いい氣を充填できます。
●木のぬくもりが内蔵を癒す
ヒノキの浴槽・浴室は、見た目にも温かく肝臓を休める効果もあります。ヒノキの香りがアロマテラピーにもなり、いい気が満ちます。
●窓の外に極上の風景があるのが理想
清潔で温かい場であるうえに、可能なら風景や夜景を望めれば、気持ちよさは倍増し、真氣も増幅していきます。
●リラックスできる暗めの照明
おふろの照明は、「やや暗め」ぐらいがお勧め。さらに、湯船の脇にキャンドルを灯せば、「水」と「火」が真氣を運んでくれます。