「温かみ」のある目的を持つことのたいせつさ
「お金持ちになりたい」「お金が欲しい」と願うこと自体は、悪ではありません。衣食住の生活の土台を安定させ、安心して暮らしていく意味でもお金は必要です。
たいせつなのは、何のためにお金が欲しいのかという「目的」です。自己満足のため、ただやみくもにお金を稼ぎたい、という目的であれば、神様からの応援も得られず、なかなか願いは叶いにくいでしょう。
人を幸せにしたい、世の中をよりよくしたい、といった温かみのある目的であれば、お金持ちになりたいという願いはこれまでの時代以上に、速やかに実現していきます。
現実世界の変化を受けて、目に見えない世界も20年ほど前から変化しています。人間の世界と同じく、神様の世界でもスピード感がアップして、答えが早く出るようになったのです。
神様から応援されるような願いであれば、その願いは早く現実化します。ですから、積極的に神社に参拝することをお勧めしています。神社参拝では、最初に「世のため人のためにお仕えさせていただき、ありがとうございます」と、神様への感謝をお伝えしましょう。
次に「私の周囲の人たちが今まで以上に幸せになることを願っています」と、人々の幸せをお祈りしたうえで、自分の願いをお伝えすることがポイントです。金運アップを願う場合は、先に説明したように、何のためにお金を使うのかという目的と方向性をはっきり神様に伝えることが大事です。
例えば、「お金が入ったら、家族旅行で楽しい時間を一緒に過ごすために使います」「新しいビジネスを通じて人々に笑顔を届けたい。その起業のためにお金が必要です」といった具合です。
心の豊かさや幸せ、安らぎ、人との絆やご縁、人に対する思いやりなど、「温かみ」を大事にすることで、自分と周囲の人たちが幸せになるだけでなく、社会全体、地球全体がよりよい方向に進んでいくはずです。
下記のコラムを参考に、風の時代を温かみあふれる幸せのうちに過ごしていってください。
●新時代に富と幸運をつかむための智慧
風の時代は、いい意味でも悪い意味でも、目に見えない「思い」が具現化しやすい時代。ネガティブな想念も具現化しやすい時代ですから、自分の心を常によい状態に整えておくことも重要です。
心を整える方法として有効なのが、合掌です。目を閉じて胸の前で両手を合わせていると、自然と心が落ち着いてきます。1日1回、1分でも3分でもいいので、合掌をして心を整える時間を持つようにしましょう。
朝起きたときや夜寝る前、家事や仕事の合間、入浴中など、いつでも構いません。心が整うと、現実も整いやすくなります。
●新時代にお勧めの神社
新時代を幸せに生きるための、重要なキーワードの1つが「原点回帰」。よりピュアな気持ちで、真摯に神様と向き合うことがたいせつです。こんなときには、根源(原点)の神様とつながるという意味で、地元の大きな神社に定期的にお参りするのがよいでしょう。
全国的に言えば、箱根神社(神奈川県)、白山比咩神社(石川県)、伊勢神宮(三重県)、厳島神社(広島県)、宇佐八幡宮(大分県)などの神社がお勧めです。これらの神様は、きっとこれからのあなたの、大いなる味方となってくださいます。(了)