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【斎藤一人】思いもよらない問題解決法が見つかる「スゴい質問ゲーム」(7)

※本記事は『ゆほびかGOLD vol.33』(2017年刊)掲載記事を再編集したものです。

質問力を磨き高める質問の仕方・受け方

皆さん、こんにちは。一人さんです。

今回のテーマは、「質問力を磨いて人生を大逆転させる」です。

「人生を大逆転させるって何ですか?」と言うとね、自分の悩みを自分で解決できるようになることだと、私は思っているんです。

 出てきた問題、出てきた問題に最高の答えを出せるコツを皆さんにお伝えさせていただきます。

 それでは、よろしくお願いします。

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Q7 悩みにぶつかったときの対処法

 悩みにぶつかったとき、その解決法を自問自答するのですが、あまりよい答えが見つからず困ってしまうことが少なくありません。

 また、ようやく導き出した解決法も、「果たしてこれでほんとうにだいじょうぶだろうか」と、何度も悩んで、なかなか実行に移せないことが多々あり、自分に歯がゆさを感じることも少なくありません。

 何かよい乗り越え方がありましたら、お教えいただけましたら幸いです。

A7 1段ずつ今よりましな答えを出すんです

 山登りと同じで、今よりちょっといい考えが出ればいいんです。1歩、前に出ればいいんです。

 そしたら、変化が起きるから。変化が起きたら、また次のことを考えればいいんだよね。

 解決するのに、階段が1000段もあるような答えを、ひと跨ぎで昇ろうっていうことがおかしいんです。それより、今よりちょっとましな答えを出すんです。

「これで、一発で解決する」って、その1個のことで解決しようとしちゃダメだからね。階段だって、10段昇って2階へ行くところもあれば100段昇らないといけないところもあるんです。

 こまめに1段ずつね、今よりもほんの少しいい答えを出していけぱいいんです。

 何もしないんじゃなくて、何かすると必ず変化が起きるから。いいほうへ変わっていくことを楽しみにして、また、次を考える。また次を考える。それを繰り返してやっていくと、いつの間にか解決しているものなんです。

(次回Q8に続きます)

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