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パートナーシップは「天国の扉」にも「地獄の扉」にもつながっている
あなたには、パートナーはいるでしょうか? いるというかたは、2人の関係に満足できているでしょうか。いないとしたら、なぜその状態を選んでいるのでしょう。
幸せなパートナーシップを手に入れている人は、それほど多くありません。これは、私たちが見なければならない現実です。
何十年も共に過ごす相手と、心から理解し合い、愛し合っていれば、心は平安に満たされ、人生は天国のようになるでしょう。どんな荒波も、2人で乗り越えられます。
逆に、顔を見ればケンカばかり、顔も見たくないとしたら、毎日は地獄のようになるかもしれません。
幸福なパートナーシップは、手間がかかります。繊細な花を育てるように、日々ケアしてあげなければ、よい関係は築けません。
パートナーシップには成長サイクルがあり、時間とともに、ロマンス期、イライラ期、砂漠期と、移り変わります。砂漠期の後は、関係を終える場合と、またロマンス期に入れる場合があります。それぞれの時期に、適切な水やりが必要なのです。
ロマンス期には許せた相手の言動が、やがてイライラの源になります。それは当然で、パートナーとは「運命共同体」なので、相手がいいかげんだと自分が困るからです。お互いをよく知っているだけに、「それだけはあなたに言われたくない」という言葉も飛び交います。
しかし、そこで感情的になると、うまくいきません。腹が立ったら、自分の感情と向き合って、感情のウンチを相手にぶつけていないか、よく見ることが大切です。
といっても、難しく感じる場面も多いと思います。そんなときのコツは、「自分が正しい」を選ぶのをやめ、「愛」を選ぶことです。愛していれば、負けてあげることもできるはずです。謝ってほしいときほど相手に歩み寄ることで、関係は、グッと深まるでしょう。
安心感を与えられる存在になる
今シングルのかたは、このままでいいのか、パートナーが欲しいのかを決めましょう。気ままな独身生活には独特の楽しさがあります。一方で、年を重ねていくとどうなるのか、親の介護や老後のことも含めて、じっくり考えてみてください。
もしパートナーが欲しいなら、今のうちに探し始めましょう。お勧めは、誰かに誘われたら、一回は行ってみることです。飲み会や食事会、講演会など、なんでもいいのです。一人旅の世界から出て、思わぬご縁に出会う可能性も高くなります。
最後に、パートナーがいて結婚したいのに、前へ進まないという人もいると思います。結婚を決めるには、「説得力のある女性」になるしかありません。つまり、「この人は、自分のすべてを受け入れてくれる」と思ってもらうことです。自分が、相手にとって、そのような安心感を与えられる存在なのかどうかが大切です。
●パートナーシップの「イライラ期」の乗り越え方
①「自分が正しい」を選ばない
②「感情のウンチ」を投げつけない
③相手に「負けてあげる」
●当記事は『ゆほびかGOLD』vol.27の記事を再編集したものです。