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【本田健】女性の運命を開く7つの扉~ 何歳からでも自分らしい人生はつかめる

2021/08/18

年代ごとに幸せの形は変わっていく

 女性の一生は、結婚、出産、子育て、仕事、介護など、さまざまな要素に大きく左右されます。

 パートナーを持つ・持たない。仕事をする・しない。出産する・しない。その選択により、10代から老後に至るまで、女性が置かれる状況はダイナミックに変化します。

 年代ごとに、女性の幸せの形は変わるのです。特に40代以降は、それまでどんな生き方をしてきたかによって、人生の様相が大きく変わります。ある程度、人生の道すじが決まり、幸せな人生を送るか、その逆か、はっきりとわかれと言えます。 

「え? 私、もう手遅れなの?」と、思う人もいるかも知れません。

 けれども、何歳になっても、それぞれのタイミングで、何をどのように選択するかで、幸せにもなるし、不幸にもなる――そんな要素が詰まっているのが、女性の人生です。

「思い描いたのとは違うけど、これでよかった」と思える人生

 ここで、人生を思い返してみてください。「思い通りになったこと」と、「思い通りにいかなかったこと」の、2種類の出来事があったのではないでしょうか。

 私たちは、人生で起きる出来事のすべてをコントロールできるわけではありません。どんなに恵まれた人でも、「思い通りにいかなかったこと」のほうが多いものです。

 ですが、これまで多くの70~80代の幸せな女性に話を聞いて、気づいたことがあります。それは、口を揃えて、「若いころ思い描いたのとは違う人生だった。だけど、これでよかった」と、おっしゃることです。

 夢に描いた人生ではなかったけれど、最終章で「幸せ」とほほえむことができるのはなぜなのか。それは、人生の節目で「幸せになる選択」をしてきたからだと思います。

 例えば、天候はコントロールできません。けれども、天気予報を見て雨や嵐がくるとわかっていれば、傘を持って出かけられます。同じように、人生の節目で、何が起きやすいのかをあらかじめ知っておけば、準備できます。そして、自分を幸せにする道を選んでいけます。

女性の運命を開く7つの扉

 この記事では、次に掲げた「女性の運命を開く7つの扉」それぞれについて、説明していきます。

①パートナーシップ

②教育と才能

③お金

④仕事

⑤出産、子育て

⑥家族

⑦病気、老い

 この7つの扉は、あなたの今と未来を映し出す鏡です。中には開けることをためらう扉もあるでしょう。

 ときには「見たくない自分」と向き合ったり、吐き気がするほど落ち込むかもしれません。しかし、扉の向こうには、必ず新しいあなたがいるはずです。それは、イキイキした魅力と、生きる喜びに満ちたあなたです。

 最終的に幸せを手にする賢い女性は、「学び続けられる人」。そして「変化を怖れない人」です。それぞれの項目では、今すぐ始められる行動のヒントや、考え方のコツをご紹介しています。できるところから、取り組んでみてください。

(①パートナーシップに続きます)

●当記事は『ゆほびかGOLD』vol.27の記事を再編集したものです。