ワクワクは幸せと豊かさの回路をオンにする
これまで作家として活動してきて、おかげさまで著作シリーズの累計発行部数は、800万部以上になりました。
なぜ、自分がここまで活動してこられたか、考えてみると、それは「大好きなこと、ワクワクすることを仕事にしてきたから」といえると思います。
大好きなことをすることには、素晴らしいパワーがあるのです。これは私の活動の一つのテーマでもあります。
現代社会では、仕事が好きで、なおかつ、大好きなこと、ワクワクすることを仕事にすると、自然と成功を収めていくようになっています。
そこでここでは、あなたの大好きなこと、ワクワクすることを仕事にして、お金を産み出していくヒントをご紹介していきましょう。
前回に続き、大好きなこと、ワクワクすることをするすばらしさを、いくつかの観点からご説明します。(①~③は 前回 )
④人が集まってくる
大好きなことをやっている人の情熱は、人を引き寄せます。気がつくといろいろな人が集まり、応援され、すばらしい人とつながったりします。
フランス料理のシェフの地位を捨て、毎日、真剣勝負で出汁を取り、屋台を引いているラーメン屋さんがいると聞いたら、行ってみたくなりませんか? そのラーメン屋さんは、やがて、雑誌やファンのブログで紹介され、テレビで紹介されるかもしれません。
⑤お金が集まってくる
大好きなことは、本人も、周りの人も幸せにします。好きなことをする幸福感は、周囲に伝わりますし、その人が生み出したものには、命の輝きが宿るからです。
多くの場合、経済的価値も生み出します。人を喜ばせると、「ありがとう」の言葉や物品でお礼が返ってくることもありますが、現代では、感謝の気持ちはお金の形で返ってくることが多いのです。
⑥シンクロニシティ、直感の扉が開く
シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)や、直感が次々とやってきます。本、映画、町の風景、会話、夢、偶然の出会い……。
前は気がつけなかったメッセージ、チャンスや幸運を、24時間、受け取れるようになります。
そうした超能力的な回路は、本来だれにでもある能力ですが、普通はオフになっています。「大好き」をたいせつにすると、そのスイッチが入るようです。
⑦自分を癒し、人を癒すことができる
落ち込んでいるとき、1枚の絵、1冊の本、1杯のコーヒーに心慰められたというような経験は、だれにもあると思います。
大好きなことをする人の仕事に触れたとき、人は、深いところから癒されるのです。
子どものころから、「好きなことを思いっきりやっていいよ」と言われて育つ人は少数派でしょう。
それより、苦手なことをがんばれと言われたり、自分らしさや可能性を制限されるようなことを言われたりします。
そのため、心の奥に「そのままの私は価値がない」「がんばらないと認めてもらえない」といった痛みを抱く場合があります。
大好きなことをしていると、そうした痛みも自然と癒されていきます。
⑧自分の運命に出会い、運がよくなる
大好きなことには、その人が生まれてきた目的が隠されています。
自分の運命を理解した人の人生は、スムーズで、ツキに恵まれたものになります。
大好きなことをする生き方は、「その人らしさを周囲と分かち合う生き方」、「一生を通じて変わらないあり方」だと考えると、わかりやすいと思います。大好きなことは、仕事であっても、仕事でなくてもいいのです。
主婦、会社員、芸術家、経営者、どの立場であっても、大好きなことをして、豊かに生きることができます。
小さな子どもが無心で遊んでいるところを思い浮かべてみてください。子どもは、ただ好きなことを、好きなようにしているだけですが、見ている人が思わずほほえんで元気になってしまうような、命の輝きがあります。大好きなことをするすばらしさはそこにあります。
その人の生命力が100%輝いたとき、その光が、幸せや、出会い、お金を引き寄せるのです。
(次回に続きます)