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【咲良】令和時代の幸せと豊かさの見つけ方

元号が変わるのは人が改名するのと同じ

 令和の今は、平成の時代よりも活かせるチャンスがたくさんあります。

 まず、一番大きな変化をもたらしたのは、まさに元号です。元号が変わるというのは、運気という観点からすると自分の名前が変わるのと同じくらいの劇的な変化だったのです。

 姓名判断や改名に興味のあるかたもおられると思いますが、いわば、それが私たち自身の意志とはかかわりない形で行われたのが改元です。

 自分が人生を生きる時代のテーマとなる名前が変わったのですから、自分の名前が変わったときと同じように、令和に生きる私たちすべての運気も変わったのです。

 成功者も入れ替わるので、うまく時代に乗れなかった人は、新しい流れに乗れるチャンスがあります。もっとも、平成で成功した人も、目線を切り替えてスタイルを変えれば、また成功をつかむことができます。

 さて、正しい行いをすればよいことが起き、悪い行いをすればよくないことが起こる。誰でも何となく、そう考えているはずです。

 では、正しい行いの基準とはなんでしょうか。実は、個人の道徳やポリシーではなく、私が社畜として所属している宇宙の基準になります。

 ただ、宇宙や地球にとってよいことは時代にかかわらず不変ですが、人にとってよい行い、よい生き方は、時代によって変化します。

 例えば平成では、みんながやる気と情熱を持つべきだという基準でした。普通の人も工夫とやる気しだいで夢が叶うと証明する人が、徳を多く積める傾向にあったのです。普通の高校生が世界を救うという内容のアニメがヒットしたのも、密かな宇宙からのサインです。

 ちなみに、もっとさかのぼると、昭和時代には、所属している団体に貢献できるかどうかが正しさの基準でした。

 そして、現在の令和の正しさの基準は「感覚を研ぎ澄ましているか」「感謝を日々忘れていないか」など、心の豊かさを充実させられているかどうかが基準となります。

 この先、もしまた元号が変わることがあれば、この基準もまた変わることになります。

 基準に反することはタブーになり、タブーを侵すとチャンスを失います。令和においてのタブーは「依存・共依存(※)」「故意に人の心を踏みにじること」です。

※共依存とは 特定の相手との人間関係に依存しすぎている状態。



 令和時代には、感覚や感謝をたいせつにすべきだと書きましたが、「相手の人生を自分のものにしてやろう」「今だけこちらを向かせておけばいい」というふうに、自分本位に動く共依存は、令和の正しさの基準に反するのです。

 ギャンブルや買い物などへの依存も、自分自身の感覚をたいせつにしていないことになり、令和の正しさの基準に反します。

 そして、わざと人が嫌がることをして、傷つけようとするのもタブーです。上司から部下への叱咤激励もタブーとなることがあります。

 つまり令和時代には、それぞれが自立した心を持ち、人との距離感を程よい状態に保つことが重要で、それに反するのはタブーです。逆に言うと平成はそれがOKでした。

 先ほど例に挙げたアニメでいえば、そもそも、世界が壊れるという発想自体が令和的ではありません。令和時代においては、誰かをハラハラさせることも、破壊的な想像をさせることもよくないのです。

令和時代に起こる2段階の変化

 ここまで述べた令和の傾向は、ホロスコープと元号の漢字、陰陽五行の組み合わせによって導き出していますが、令和の成功や金運について、もう少し見てみましょう。

 ホロスコープ的には、昭和では金星、木星、土星が相殺されて薄まり、平成では水星と金星が相殺されて薄まり、令和では火星、土星、木星が相殺されて薄まります。

 そのため、平成ではもともと賢い人がその賢さを発揮できず、お金持ちの運気を持って生まれた人も、なぜかお金が入らない、貯まらないという現象が起きていました。つまり、本来成功しやすいはずの人ほど、苦労が多いという流れだったのです。

 逆に、知識やお金が売りではない運気の人のほうが、大きく成功するという図式でした。地下アイドルやユーチューバーの人気が爆発したのも、SNSなどでの炎上からヒットが生まれたのも、この図式です。

 これが、令和では2段階に切り替わります。まず1段階目の変化として、自分の才能とは別に、ひょんなことで成功した平成的な人は、残念ながらその勢いが止まります。

 今まで稼げていた額のお金が稼げないとか、なぜか人におもしろいとか好きだとか言われて人気のあった人が、あまり見向きをされなくなるといった現象が起きます。

 これは、個人に限らず会社にも当てはまるので、上場企業が急に業績不振に陥ることもありえます。

 そして2段階目には、本来の才能を持つ人間が力を取り戻します。

 占いに行ったときに「あなたはお金持ちよ」「あなたは強い運気よ」と言われたのに、実際にはよいことがなく「占いなんていい加減だなあ」と思った経験はないでしょうか。

 これまで苦労してきた人や、努力の割に報われる量が少なかった人は、これから力を取り戻す可能性が非常に高いといえます。自分自身の持って生まれた星である水星と金星が復活するからです。

 これを私の周りでは「令和フィーバー」と呼んでいます。まあ、本来の運気に戻るだけなのですが。

ホロスコープを見ると令和の運気がわかる

 もし、自分が令和フィーバー派かどうかを確かめたい場合は、生年月日と生まれた時間を用意して、ネットで「ホロスコープ作成」といったキーワードで検索します(無料で見られるものがたくさんあります)。

 そして、必要事項を入力して自分のホロスコープを出すと、円とは別に天体位置の表が出ます。この金星と水星の場所に逆行を示す「R」の記号がなければフィーバー派です。

 そして、その金星のマークと水星のマークが円の何番目の部屋(ハウス)にあるかを見れば、自分が何の事柄でフィーバーするかがわかります。下に概要を示していますのでご覧ください。

 ちなみに、以上は日本に限った話ではなく、世界に通じます。なぜなら、日本は世界の縮図になっているからです(こちらも参照)。海外の人に令和の正しさの基準やタブーを話してあげても問題ありません。

 令和では、何をするにもまっすぐさがポイントです。会話に変化球がいらなくなり、嘘偽りない言葉を発することができるかどうかがたいせつになります。

 ひねったり、斜めの角度からの思考や発言を増やしたりすると、人が離れて行く恐れがあるのです。平成の時代に嫌味キャラや辛口キャラだった人も、素直に人をほめられるようになると人に好かれます。テレビで見るような評論家が好かれる基準も変わってくるでしょう。

 他人の得意・不得意を認めてあげるのもポイントです。そうすることで、役割分担が自然にでき、協力し合う仲間が増え、自然と自分を攻撃する敵が寄りつきにくくなります。これは身近な世の中を整えることになり、長期で頑張れば徳積みになり、願いごとが多く叶います。

まっすぐさと嘘偽りない言葉が開運ポイント

 そして金運につながる重要なコツが、「幼い頃の夢や得意だったこと」「小さい頃から変わらず好きなもの」を思い出して実行すること。

 人は、持って生まれた才能に本能的に気付いていることが多く、自然と向かうべき方向に目線が行くものです。それに沿うことは才能を生かすことであり、それがそのまま、その人の使命となるのです。

 昔から変わらず好きなものがあることは、本来、自分が向いていないことを自然に避けられる防衛本能です。運動が得意な人は勉強を避け、人と接するのが好きな人は孤独を避けられるのです。

 向かないことをするのは、必要な我慢ではありません。むしろ、自分自身の運気を下げることになります。金運向上には、与えられた使命をまっとうすることです。

 小さな夢や得意なこともあなどってはいけません。「洗い物が得意」「人の話を聞くのが好き」「計算なら何時間もできる」「遠くのものをやたらと視られる」など、一見誰にでもできそうなことでも、それが苦手な人から見れば天才であり、神です。

 お姫様になりたかった人はファッション業界、ヒーローになりたかった人は介護や警備員、計算が得意だった人は事務職など、とにかく得意なことや好きなことに嘘をつかず、伸ばしていきましょう。

 令和は、各分野のプロがさまざまなことを勝ち取る時代です。ないものねだりをせず、自分の一番よいところを伸ばすことこそ、令和における最高の金運術なのです。