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【成功力第一章】斎藤一人さんが教える「成功するための心がけ」その5

 納税額日本一の幸せな成功者、斎藤一人さんが教える「成功力」シリーズ!
 誰でもちょっとした心がけでできる成功のコツをお伝えします。

質問「すぐ行動するコツを教えてください」

 自分は行動にとりかかるのが遅いほうです。なんでもスピーディーに行動するためのコツはありますでしょうか。また、ゆっくり行動したほうがいい場合はあるのでしょうか。

回答 「『遅いだけで失格』という言葉を口ぐせにする」

 はい、お答えします。「ゆっくり行動したほうがいい場合はあるのでしょうか」って言うことですけど、あるように思うんですが、それはないです。よく映画なんかで、落ち着いてじっと構えてって言うけど、現実にはそういうことはないんです。
 それはなぜかっていう理由と、行動するときのコツをお教えしますね。

 ただ、日ごろの行動がうんと速い人と比べちゃダメですよ。魂の成長っていうのは、それまでの自分が対象なんです。
 例えば、いくら自分の体が柔らかくなったって言ったって、サーカスの人にはもっとすごいのがいる。そういう特別な技能を持っている人と自分を比べちゃダメだよ。

 口ぐせとしては「遅いだけで失格」。「遅いだけで失格」っていつも言ってると、だんだん行動が速くなる。
 それで、じっくり考えたってわからないんです、世の中のことは。だとしたら、速く考えてやっちゃう。で、失敗したらやめればいい。次に移ればいいんです。
 ともかく、ゆっくり考える人ってなかなかやらない。そういう人って、やっとやり始めると間違っててもやめないんです。すべてが遅いんだよね。

 やってみれば正しいかどうかがわかるから、もし間違ってたらすぐ次に移る。行動の速い人は、「あ、これ間違いだ」ってわかったら、すぐ次、すぐ次ってやるんです。だから、はたから見てると間違いがないくらいの速さに見えちゃうんだよね。

 要するに、行動って、どんなに頭で考えても、実際にやらない限り正しいかどうかはわからない。行動の遅い人は、やってみて間違ってると、また考えるの。遅い人はすべてに遅いんです。そのうちみんなに置いていかれて、自分がつらい思いをするだけだよって。

 映画なんかだと、じっくり考えて成功した話とかよくあるけど、映画になるくらいのことってめったにないんだよって、覚えておいてください。現実にはないから映画になってるんだからね。以上です。

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