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【コンプレックス】漫画家・赤星たみこさんの「やめる」生き方

誰かが賞賛を受けているだけで、嫉妬心が湧いていた

「【やめる】ことで、今の生活を手に入れました」(赤星先生)

「人生のいろんなことを【やめる】ことで、今の生活を手に入れた」という漫画家の赤星たみこ先生。赤星先生は若い頃、とにかく「生きにくかった」そうです。

「以前の私は、仕事でもプライベートでも、他人から『認められたい』『よく見られたい』という気持ちが強かったです。誰かが賞賛を受けていると嫉妬心が湧いて、『私だってできる』『私のほうがもっとうまくできる』と主張してしまっていました。
特に、そうしたトラブルが多かったのが、主婦仲間での集まり。主婦の集まりでは、料理の持ち寄りが行われるのですが、誰かの料理の評判がいいと、つい『うちの料理のほうがおいしい』なんて対抗してしまっていました……」(赤星先生)

そんな赤星先生が、「人によく見られたい」の欲求を「やめる」ことができたのは、自分と同様に、他人が褒められるたびに「私のほうがうまくできるよ!」とアピールする人を見たから。その人を見て、「これまでの自分と同じだ…」「自分もこういうことをしていたなんて恥ずかしい…」と感じて、心を入れ替えたのだそうです。

「うぬぼれか自己卑下しかない状態」から抜け出せた

「よくも悪くも50点あればいい、と思えるようになりました」(赤星先生)

「人によく見られたい」をやめると、友人たちと集まるのが楽になり、人間関係のトラブルも減りました――と話す赤星先生。そんな赤星先生は、「人によく見られたい」以外にも、こんなことをやめたのだそうです。

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生きやすくなった!
赤星たみこ先生の「やめる」生き方

1 「完璧主義」をやめる
2 「楽な服を買う」をやめる
3 「もったいない」をやめる
4 「合成洗剤」をやめる

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特に「完璧主義」をやめたことについて、赤星先生はこう話します。

「若かった頃の私には、九州の田舎から出てきて、どこかコンプレックスがありました。夢だった漫画家の世界に足を踏み入れて、自己実現を果たした満足感は得られても、コンプレックスは消えませんでした。
その結果、自己評価は常に乱高下。仕事がうまくいけば100点。そうでないときは0点。うぬぼれか自己卑下しかなかったのです。それが態度にも現れるので、人間関係のトラブルも絶えませんでした。
でもいつからでしょうか。おそらく、私より格段に優れた人をたくさん見てきたことで、『見栄を張ってもしかたない』『自分にはいいところもあれば、悪いところもある。よくも悪くも50点あればいい』と思えるようになった。それからは、ずいぶん気が楽になりました」(赤星先生)

生きづらかった赤星先生の人生は、いろんな【やめる】を経て、今ではとても楽で、しかも豊かになったそうです。どうやって、やめることに成功したのか。やめたことで、どんなふうに生活の質が上がったのか――詳しくは『ゆほびか』2021年8月号の誌面をご覧くださいね。


「あきらめずにがんばっていること」「我慢して続けていること」「悩んでいること」―――ぜひ『ゆほびか』を読んで、思い切ってやめてみませんか? その瞬間、あなたの心身は健康になり、新しい道が見えてくるのではないでしょうか。


大特集は「やめる生き方で超懸鼓になる!人生が大好転!」

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