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栄養が生トマトの3倍!【トマト缶】を使ったキーマカレーレシピ

トマトが赤くなると医者が青くなる

徐々に夏を感じる日が増えてきましたね。
夏と言えば、キュウリやゴーヤー、ズッキーニ、インゲンなど、おいしくて体にもよいお野菜がスーパーに並び始めます。
その中でも、代表格と言える野菜がトマトです。

ヨーロッパには「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という古いことわざがあります。
トマトの旬には、病気になる人が少なく、医者がもうからず困ってしまう。
逆に言えば、それほどトマトの健康効果が高いということを意味しているそうです。

ですが、最近は野菜も値上がり気味で、トマトも結構お高め……。
時に購入を諦めてしまうこともありますよね。

そんなとき、役立つ食材があります。
それは「トマト缶」です!

驚くことにトマト缶には、生のトマトの3倍の栄養成分が含まれていると言います。
特筆すべきは、トマトの赤い色素であるリコピンです。
がんや糖尿病などの生活習慣病や、シミ、シワ、肌荒れなどの老化を予防し、善玉コレステロールを増やす働きがあると報告されています。
このリコピンは、よく熟した真っ赤なトマトに含まれています。

しかし、トマトは完熟させると形が崩れやすいことから、スーパーなどで売られている生のトマトは、ほとんど熟していない状態です。
ですから、完熟したトマトを加工して作るトマト缶の方が、リコピンを多く含んでおり、効率よく摂取もできるのです。
そしてトマト缶は、シーズン関係なく1缶100円前後で購入できるため、大変お手頃!

とはいえ「トマト缶って使い道が限られていて、パスタソースかスープくらいしか作らないわ」と思う方もいらっしゃると思います。

ところが実はトマト缶、栄養成分だけではなく、その使い勝手もよいスーパー食材なのです!

例えば、トマト缶にベビーチーズを混ぜて作るカプレーゼや、夏に食べたくなる辛いおかず代表・キーマカレー、麻婆豆腐。
さらに、おからやゼリーなど、和・洋・中、デザートまで作れてしまうんです!

本日は、「トマトキーマカレー」のレシピをお教えいたします♪

<トマトキーマカレーの作り方>

【材料/2人分】
サラダ油…大さじ2
ニンニク(みじん切り)…1片
ショウガ(みじん切り)…1片
合挽き肉…200g
タマネギ(みじんぎり)…200g
カレー粉…大さじ3
ホールトマト缶…1缶
水…1カップ
塩…小さじ1
ご飯…適量

【作り方】
(1)鍋にサラダ油を入れて熱し、ニンニク・ショウガを加えて炒める
(2)香りが立ってきたら合挽き肉を(1)に入れ、カリッとするまで炒める
(3)タマネギを加え、透き通ってきたらカレー粉を加える
(4)カレー粉がなじんだら、ホールトマト缶・水・塩を加え、トマトをつぶしながら30分煮る
(5)お皿にご飯を盛り付け、(4)を上からかける

以上の素敵なレシピをお教えくださったのは、本誌初登場となる料理家・ケンジ先生です。
ケンジ先生は、とにかくトマト缶が大好き!
愛ゆえに、トマト缶で作るレシピをまとめた本を出版したほどです。

しかも、この本の出版にあたり、なんと約1カ月間、毎食トマト缶を使った料理を食べ続けたと言います!
すると、体に驚きの変化があったそうです!

その変化とは一体……?


詳しくは、『ゆほびか』2022年7月号でご確認くださいませ!先に述べた、麻婆豆腐やおからなどのレシピも詳しくご紹介しておりますよ。