ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

【頭痛に速効!】仕事中でも電車の中でもOK! いつでもどこでもできる簡単な手ワザとは

頭痛持ちは3000万人! 真面目ないい人に多い

天気が崩れると頭痛に悩まされる……そうした人は意外に多くいます。

一説によると、日本人の頭痛持ちは3000万人、偏頭痛持ちは840万人いるといわれています。そして、頭痛に悩んでいる人の多くが女性です。

女性に頭痛が多いのは、感受性や共感力が強いことや、ホルモン分泌の影響があるという指摘があります。頭痛持ちのかたは、優しくて思いやりがあり、人の気持ちがよくわかる「いい人」。そして、真面目でがんばり屋の人が多いという印象です。

そんなかたにぜひ知っておいていただきたい、簡単な頭痛解消法があります。その名も「水晶こすり法」

開発したのは、頭痛治療家として多くの頭痛患者を救ってきた、日だまり整体院院長の日比大介先生です。

日比先生は、子どもの頃から頭痛に悩まされてきたそうですが、小学生のある日、診てもらった鍼灸師の先生に「頸椎2番の骨が左にずれているよ」と言われたそうです。

その後、整体について学びますが、頸椎2番が自律神経、そして頭痛に深くかかわることがわかってきたと言います。

頸椎とは、ざっくり言うと首の骨で、7つの「椎骨」が重なるようにつながっています。その上から2番目が頸椎2番になります。

頸椎2番

この頸椎2番にずれが生じると、交感神経が優位になって首の周りの筋肉に緊張が生じ、血流が悪くなります。次に緊張が緩んだときに、血流が一気に増大します。これが頭痛の原因になるというのが、日比先生の導き出した結論です。

道具いらず!第2頸椎を優しく押さえてこするだけ

では、「水晶こすり法」とはどのようなものなのでしょうか。
「水晶でこするんじゃないの?」と思う人もいると思いますが、道具は何もいりません
頭痛とかかわりの深い頸椎2番の骨を、自分の手で優しく押さえてこするだけ。

頭を右に倒して頸椎2番左側に親指を当て20秒程度こする。続いて、頭を左に倒して頸椎2番右側に親指を当てて20秒程度こする。
頸椎2番の位置がよくわからない場合は頭をどちらかに倒して後頭部と首の境目に手のひら全体を20秒程度当ててもよい

実は「水晶こすり法」とは、頸椎2番の骨の周り全体を水晶玉に見立てて付けられた名前なんです。

後頭部を手で押さえてこするだけですから、頭痛が起きたとき、オフィスや電車の中などでも、すぐに行うことができます。

また、頭痛を癒やすだけではなく、頭痛が起こりにくくなる効果もあるそうです。鎮痛剤を手放せたり、飲む量が減らせたり人もたくさんいると言います。

頭痛だけではなく、不眠やうつの改善にも効果が期待できるので、やり方を知っておくとイザというとき役立ちますよ!


『ゆほびか』2022年7月号では、この「水晶こすり法」を行うときのコツとポイントを、写真つきで詳しく解説しています。

気になったかたは、ぜひ誌面でご確認くださいね。