「未病」は体からの危険信号
特に病気ではないものの体調が悪い…そんなことはありませんか?
これは「未病(みびょう)」と言って、ストレス過多な現代人に最も多い症状です。
言うならば、健康な状態から病気に向っている途中の段階。体からの危険信号といえます。
ですが、病気ではないのが難しいところ……。
「気分が優れない」ということも、この不調の中に入りますから「薬で即解決☆」というのも、なかなか難しいわけです。
でもですね。
こんなとき、お勧めの不調解消法があるんです!
それは「声かけ足ツボ押し」です!
ご存じのかたも多いと思いますが、ツボは全身に張り巡らされた末梢神経が重なり合っている部分のことを指します。
末梢神経は、脳からの指令を体の隅々まで伝達したり、脳へ体の情報を届けたりするための道路のようなもの。
その道路が重なっているツボは、いわば交差点です。
しかし、仕事や勉強、家事、育児などで忙しくし、日々さまざまな情報にさらされている現代人は、脳に届けるべき情報が多く、この交差点が渋滞の状態となっています。
渋滞した道路では車がなかなか進まないのと同じように、ツボで情報が滞ってしまうと、神経の働きがうまく体に伝わらず、体調や気分の不調として表れてきます。
ですから、この渋滞を解消しなければなりません。
その方法こそ、「声かけ足ツボ押し」なのです!
ゲートコントロール効果でマイナス感情を鎮める
「でも、声かけって何?」
「ツボを押すだけでも効果があるなら、それでいいんじゃない?」
と思った人、ちょっと待って!
実は、この声かけこそ大事なポイントなんです!
ツボを押す際に「魔法のことば」を唱えることで、ツボ押しの効果が倍増するんです。
これは「ゲートコントロール効果」と言って、刺激を感じたときにさすったり声をかけたりすることで、刺激に対する感情を鎮めやすくなるというもの。
小さい頃、転んでケガをしたときに「痛いの痛いの、飛んでいけ~!」と言ったら、本当に痛さが軽減した。
もしくは、スポーツの試合や大きな会議の前「よし!やるぞ!!!」と声を出したらやる気が出たということ、ありませんか?
ゲートコントロール効果とは、まさにこのことです。
適切に声をかければ、痛みや苦しみ、悲しみ、怒りなどマイナスな感情を鎮めたり、元気を出したりやる気を高めることもできてしまうのです。
血流を促す「声かけ足ツボ押し」
では、ここで「声かけ足ツボ押し」の1つを実践していただきましょう!
最近の暑さにイライラしたり、室内外の寒暖差に参ったりしている人も少なくないと思うので、ピッタリのツボと魔法のことばをご紹介します!
お勧めツボ:【足の井穴(あしのせいけつ)】
「気の出入り口」とも呼ばれるツボです。
足指の爪のつけ根の両側に位置し、夜になっても収まらないイライラがあるときに押すと、気持ちが静まります。
また、血流を促す代表的なツボでもあります。
特に女性には「夏は冷房で足先がキンキンに冷えてつらい!」という人も少なくありませんよね。
足の冷えをそのままにしておくと、内臓まで影響が及び、消化器系・循環器系の不調や病気を招きます。
足の冷えだけではなく、食欲不振などでもお悩みの方は、押し方に準じて刺激してみてくださいね!
●足の井穴の押し方
親指側から順に、爪のキワをつまむようにして押します。
もみほぐすようにしてもOKです!
この時「気にしない、気にしない」という魔法のことばをゆっくり唱えながら、最低でも5秒かけてツボを押してください。
押すタイミングは、夜寝る前がお勧めです。
声かけツボ押しは、習慣にすることで体調の変化に気づきやすくなったり、不調の悪化を防ぐこともできるようになります。
夏バテ・夏の疲れが出てくる前に、ぜひお試しを!
『ゆほびか』2022年9月号の誌面では、足の井穴の他に胃炎や便秘・更年期・肌トラブルに効くツボや全身の疲労回復に効果的なツボなど、多岐にわたってご紹介しています!
【ゆほびか2202年9月号の特集一覧】
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