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【ガチ筋トレの効果】360mgの血糖値が1週間で正常化!「デブの糖尿病」を完治に導く!

糖尿病は治らない病気ではない!

「糖尿病になったら、もう治らない」。そんなお話を聞いたことはないでしょうか。確かに、定説ではありました。

しかし、自らの糖尿病克服体験をブログで発表してきた経営者・ブロガーの王城恋太さんは、空腹時血糖値360ミリグラム(正常値は109ミリグラム以下)を1週間で正常化し、9.5%のヘモグロビンA1c(※)を3カ月で正常化しました。

※過去1カ月の平均的な血糖値を表す数値で、正常値は6.5%以下

王城恋太さん

それだけではありません。

以後、チャーハンを食べた後におはぎを食べようが、ラーメン食べてビールを飲もうが、血糖値は常に正常値。

ちなみに、王城さんは医師でもなければ、医療や健康関連の仕事とも一切関係のないビジネスマンです。

ただ、糖尿病に関しては、診断を受けてからの2週間、図書館に通い詰め、みっちり勉強したそうです。
専門書や世界の論文を片っ端から読み、何が正しくて、何が間違っているかをきちんと精査したと言います。

王城さんは以下のように話します。

その結果わかったことは、糖尿病は治らない病気ではないということです。
ここで注意すべきは、単に血糖値が下がっただけでは『糖尿病が治った』とは言えないという点です。

糖尿病とは、インスリンの機能的低下により、細胞が糖を取り込めなくなる病気です。
それによって起こる症状の1つが、高血糖です。

ですから、血糖値だけ下げても、それは対症療法にすぎません。

本当の意味での糖尿病の治癒とは、インスリンの機能的低下が改善し、細胞が糖を取り込めるようになること。

つまり、一生、糖質をガマンして血糖値を上げないように過ごすのではなく、糖質を摂取しても血糖値が正常値を超えない体になることが、『糖尿病が治る』ということです
(王城さん)

私(編集N)はこれを聞いたとき、本当に驚きました。
今まで、そんなことを言っている人を見たことがなかったからです。

糖尿病を完治に導いたカロリー制限と「ガチ筋トレ」

王城さんは続けます。

そして、糖尿病を治すために重要なポイントは、内臓脂肪を減らすことです。

この事実に基づき、内臓脂肪を減らす手段として行き着いたのが、カロリー制限食と高強度筋トレを軸とした『王城メソッド』です

王城さんは自ら考案した『王城メソッド』を着実に実践したそうです。

すると、薬を飲みながらではありますが、翌週には空腹時血糖値が正常値内に下がり、医師も驚いていたと言います。

そして3カ月後には、ヘモグロビンA1cも5・7%に下がり、
食後2時間後血糖値も、110ミリグラムと正常値内(基準値は140ミリグラム未満)。

病院へはもう来なくていいと言われ、薬も不要になったそうです。

現在の体重は85キログラム。
ラーメンとチャーハンを食べようが、ケーキを食べてコーラを飲もうが、
血糖値が正常値を超えることはないと言います。
これは本当の意味で、「糖尿病が治った」と言っていいのではないでしょうか。

王城さん曰く、
王城メソッドは、デブの糖尿病や、2型糖尿病で罹患後、間もない人には特に有効です。
とはいえ、筋トレに関していえば、やせの糖尿病や罹患歴の長い人、1型糖尿病の人でも、やらないよりやったほうがいいに決まっています。
もっと言えば、糖尿病でなくても、人が健康でいるために運動は必須です。
私は自らの体験を通して、それを痛感しています
」(王城さん)

とのこと。

糖尿病を改善する「ガチ筋トレ」の例

それでは、王城さんが実践したという「ガチ筋トレ」の一部をご紹介しましょう。

ガチ筋トレ「スクワット」

①足を肩幅程度に開いて背筋を伸ばして立ち、両手を前に伸ばす

②骨盤を前傾させて出っ尻にする


③お尻を後ろに引いてイスに腰掛けるようなイメージでしゃがみ、ゆっくり立つ


※1セット=10回を、6~8セットやる

※筋トレ初心者は、必ずバーベルのあるジムに入会してトレーナーにフォームを教わること。
悪いフォームはケガや痛みの元!! 

運動できない体になったら糖尿病は改善できません!


『ゆほびか』2022年10月号では、なぜ強度のきつい筋トレが糖尿病によいのか、有酸素運動じゃダメなのかなどについても詳しく解説しています。また、ガチ筋トレのやり方も写真図解付き、そしてもう一つのガチ筋トレ「デッドリフト」もご紹介しています。

興味のあるかたは、ぜひ書店でお手に取ってご覧ください。