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台湾No.1占い師が教える「龍開運」の法則【その1】

2020/02/12

台湾では辰年に出生児数が増える

 私は生まれ育ちは日本ですが、20年ほど前に経済発展が始まりつつあった台湾に渡ってビジネスを始め、現在は複数の会社を経営しています。一方で占い師としても活動し、多くの大富豪や政治家などの要人、著名人を鑑定してきました。

 華人(一般には、移住先の国籍を取得した中国系住民。ここでは広く中国系の人々の意)の成功者たちは日ごろから占いや風水に親しんでおり、運を味方につけることをたいへん重要視しています。

 例えば、現代の日本では、生まれの干支(本来は十干十二支からなるが、日本では一般に十二支のみが知られている)を気にされるかたは、ほとんどいないでしょう。けれど華人は、その意味するところに今でもかなりこだわります。

  台湾では、少子化が日本以上に大きな社会問題です。2010年には出生率が過去最低の0.89を記録しました。しかし、この数値は前後の数年間と比較しても突出して低いものです。なぜでしょうか。実は、華人が生まれ年を気にするからなのです。

「龍虎相うつ」というように、虎(寅)は龍(辰)と並ぶ「強さ」の象徴ですが、気性の荒い凶暴な存在なので、十二支の中で最も不人気です。2010年はこの寅年だったというわけです。

一方、龍は最も人気があり、辰年には必ずといっていいほど出生児数が増えます。2012年の辰年は、出生率が1.26と、逆に突出した数字を見せています。華人にとって、龍はそれほど特別な存在なのです。

 中国では、龍は歴史的に皇帝の象徴であり、縁起のよいもの、幸運の象徴です。華人は自分たちを「龍の子孫」と呼ぶこともあります。

 龍の特徴は、偉大な力(能力、実力)を持つだけでなく、人から敬われる高貴さ、人のために何かをできる徳の高さを兼ね備えているというところにあります。
 龍がいかに親しまれているかは、故事成語にも表れています。

 例えば、「望子成龍」という言葉があります。これはわが子に「立身出世して、龍のように敬われる存在になってほしい」という願いが込められています。日本でもよく使われる「登龍門」は、成功へいたる関門のことですが、これは「黄河の上流にある険しい急流を登りきる鯉がいれば、その鯉は龍になる」という言い伝えが由来です。

 また、「逆鱗にふれる」は、目上の人を怒らせてしまったときに使う言葉ですが、逆鱗とは龍のあごの下に1枚だけある、逆さに生えたウロコのこと。そこに触れると、ふだんはおとなしい龍が怒り、殺されるという言い伝えが由来です。想像上の生き物である龍に対して、昔の人はそんなに細かいところまで思い描いていたわけですね。

Shen Shi’an/Water Dragon
https://www.flickr.com/photos/moonpointer/119823105/

東洋の龍は西洋でいう天使なのかもしれない

 ところで、東洋の「龍」と西洋の「ドラゴン」とは似て非なるものです。むしろ、正反対の存在と言えるでしょう。

爬虫類のような姿で、人智の及ばない強大な力を持っている点には通じるものがありますが、西洋のドラゴンは人間に害をなす邪悪な存在として描かれます。キリスト教では、新約聖書の「ヨハネの黙示録」に登場する赤いドラゴンが悪魔の化身だといわれています。

 それに対して東洋の龍は、明らかに敬うべきものとして描かれています。私が思うに、西洋において東洋の「龍」に対応する存在は「天使」ではないでしょうか。

両者に共通するのは、神と人間との間を取り持つ存在であるということです。

 キリスト教には天使に階級(レベル)があるという考え方がありますが、東洋の龍も同様に階級があるとされています。龍の階級は爪の数によって表わされると言われますし、龍は成長して人々を導く存在となると考えられています。

この「龍が成長する」という考え方は、日本ではあまり知られていないと思いますが、とても興味深いポイントです。

 ともあれ、華人にとっても日本人にとっても、龍は縁起のよい、開運につながる存在に違いありません。

 次回以降では、華人の間に伝わる龍を味方にする方法の中から、読者の皆さんが気軽に実践できそうなものをお伝えしましょう。

龍開運の法則【その2】はこちら

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