日々の何気ない行動で運気が下がる!?
仕事でもスポーツでも芸術でも、同じような実力の人はたくさんいます。しかし、そこから大きな結果や評価を得られる人は、ごく一部です。
その理由は、実はとてもシンプルなものです。本人の努力以外のもの=「運」が重ねられないと、最高の結果は手に入らないということです。本人からいい氣が出て、そのいい氣をきちんと運ぶ「運氣」がアップしてこそ、私たちはあらゆる分野で自分の実力の枠を超えていけるというわけです。
運は、いまや科学的に説明する時代です。運にかかわる氣の流れに注目し、その流れをよくする環境を理解し、行動を実行することで、運を管理できます。つまり、私たちは、自分で運を味方につけ、ツキを呼び寄せることができるのです。
ここでは、会社員・A子さんのライフスタイルの中で、無意識に運氣を下げてしまうようなダメ習慣を取り上げ、それらを逆に運氣アップに変えるポイントを解説します。最も重要なことは、「寝るときから1日(次の日)が始まる」と考えることです。
仕事運、金運、健康運、恋愛運など、すべての運氣はつながっています。だからこそ、下記を参考にして、よくない習慣を改め、氣のバランスを整えてください。幸運の連鎖が始まっていくはずです。
ツイてないA子さんのダメ習慣<通勤~会社編>
AM 9:05
ホームの先頭で電車を待ったけど座れなかった…今日も電車混んでるなあ。
なんか隣のおじさん臭う…
AM 9:30
やっと会社ついたよ。エレベーター乗って…おっと2年目の後輩、挨拶してきたな、よしよし。
AM 9:40
あーデスクごちゃごちゃ。
えーと今日何するんだっけ…
AM 10:30
あーなんか足が寒い。
単純作業を先にして企画書は午後にしようっと
PM 0:05
今日もランチは1人でいいや。
いつものカフェに来たけど、なにを食べようかなあ~
松永修岳先生の運氣アップアドバイス
■ホームで先頭には立たない。通勤はいい気分で!
電車通勤の場合、ホームの列の先頭には立たないこと。事故・事件のリスクがあるうえ、目の前の電車の突風に氣を抜かれてしまいます。
整列の最後尾もNG。「乗れるか否か、座れるか否か」の不安も運氣にマイナスに働きます。電車に乗ったら、壁などに寄りかかれる位置を取り、体の安定=氣の安定を図ること。
実は、人の多い電車は邪氣だらけなので、それを吸い込まないように深い息はしないほうが無難です。人と人の間に入らず、特に“臭う人”の隣は避けましょう。車通勤の場合は、いい香りと音楽で車内を満たしましょう。
いずれにしても、通勤時間を気分よく過ごし、職場に着くまでに自分の氣を最高レベルに持っていきましょう。
■あえて階段を走って上がる。あいさつは自分から!
建物の2~3階にある職場なら、あえて階段を走って上がりましょう。これだけで、その日の体調に加え、運氣のバイオリズムもわかります。
体が軽く感じられればいい運氣が来ていて、逆に重ければ運氣が下がっています。体は無意識のうちに、これから起きることを察知しているのです。
そして、会う人すべてに対し、自分から先にあいさつしましょう。先にあいさつの言葉を口に出すと、運氣はいっそうアップします。
■「いい仕事ができますように」で脳スイッチオン
まずは、「いい仕事ができますように」と祈りましょう。
これは、「仕事が始まる」という信号を潜在意識に送り、あなたにスイッチを入れることになります。
そしていざ、仕事を始めるのですが、前日の晩に「明日やること」を書き出しておけば、それに従って、事を進めるだけ。
よい段取りは氣の流れをよくし、あなたは「デキる人」になっていきます。
■足もとが寒いと氣が抜ける。頭脳労働は午前中に!
特に冬は、とにかく足もとを温かくするのがポイントです。足もとが寒いと、そこから氣が抜けてしまいます。デスクワークの方なら、スリッパのようなものに履き替え、足を解放することで、氣の流れの悪化を予防しましょう。
足が冷えると、とりわけ集中力がなくなり、仕事運が下がってしまいます。温かくしておけば、正反対に運は向上するのです。
また、昼食を境に、午前中は「頭を使う仕事」「難しい仕事」に、午後は「処理的な仕事」「簡単な仕事」に当てるのが理想です。このビジネススタイルが、運を味方につけるポイントです。
■ランチは1人で食べない。目的を持って店を選ぶ
ランチは一人で食べず、必ず誰かといっしょに取りましょう。できれば、違う職場の人や社外の人などと食事をして情報交換をすると、仕事運のアップを後押しします。
また、適当な店に入ってから何を食べるか決めるのではなく、「食べたいものを食べるためにあの店へ行く」というふうに、目的を持って行動することも運氣を押し上げます。