僻地のハンターが考案!本能のままにおいしいと感じる「一人キャンプレシピ」ソロキャンプ中の料理動画が大人気に!
ぼくは、犬なし単独忍び猟(犬を連れずに1人で山を歩き回る猟)を行う辺境僻地のハンターです。
子どもの頃から、釣りやザリガニ獲り、虫採りなど、外遊びや探検が好きなうえに、小学生の頃に見た映画『ターミネーター2』の影響で銃が好きになり〝ハンター〟を楽しむようになりました。
狩猟以外にも、キャンプやハイキング、釣りなど、さまざまなアウトドア活動をソロ(1人)で楽しんでいます。最近では、休みがあれば、お酒とおつまみだけを持って、「ソロキャン」(1人のキャンプ)に出かけるようになりました。
「リロ氏」としてTwitterを始めたのは2015年。初めはごく普通にメッセージを投稿していましたが、徐々に猟の話題やお勧めのアウトドア道具などを紹介するようになりました。
そのときから、料理の写真を上げていたのですが、動画も投稿できることに気づき、2018年頃からキャンプ中の料理動画も投稿し始めました。
すると、しだいに「テンポがいい」と高評価をいただくようになり、フォロワーも伸びていきました。
そして、ホットサンドメーカー(以下、HSM)にチーズを沈めるレシピでは、250万回以上の再生数を記録し、動画を投稿すると〝バズる〟ようになりました。
今では、ネット上で「ホットサンドメーカーの人」とか「マキシマムの人」と言われています。
焼く•揚げる•圧縮する~ HSMを使うと多彩な調理方法が魅力!
ソロキャンでの食事作りでは、もともと1人用の鍋や飯盒などを使っていました。しかし、別の調理器具でもソロキャンを楽しんでみたいと考えるようになりました。
そこで思いついたのがHSMです。改めて使ってみると、コンパクトで、持ち運びもしやすいのです。
HSMは、食パンに好きな具材を挟んで焼く「ホットサンド」が作れる調理器具です。大きく分けると、コンロ(直火)やIHで加熱するタイプと、ホットプレートのような家電タイプの2種類があります。
今回、掲載するレシピは、前者のタイプのHSMを使ったものです。このタイプのHSMの利点は「両面を火にかけられる、小さなフタ付きフライパン」になること。そのため調理が可能です。
フタを開けて、両面ともに焼き加減を確認できるので、火も均一に通せます。メイン料理から、おつまみ、スイーツまで、幅広く作れることが魅力です。
また、手入れもお手軽ですし、手入れをすれば、その分、長持ちします。コンパクトで持ち運びしやすく、家庭でもアウトドアでも活躍できるのも、うれしいところでしょう。
ぼくは、このHSMを入手したときに、何を挟んで調理したらおいしいかと考えてみました。その中で、「冷凍ギョウザがおもしろい」と情報を得て、試しに焼いてみるとびっくり! 見事な焼け具合とおいしさでした。
HSMの調理方法の幅広さに気づいたのは、この体験がきっかけです。以来、粉物からスタートし、自由に作り続け、本能のままにおいしいと感じる〝絶望的に頭の悪い料理〟を投稿する今に至っています。
余談ですが、ぼくがHSMできちんとホットサンドを作ったのは、最初のたった2回だけです。
今回はこの「冷凍ギョウザ」のほか、「既製品をただ焼くだけ」だったり、「家や近所のスーパー、コンビニにある食材で作れる」と、簡単でおいしい、ぼくのお勧めレシピの一部をご紹介いたします。
ぜひご家庭で、HSMを使った野性味あふれる料理を食べながら、ご自身の想像上のソロキャンを今夏はお楽しみください。