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台湾の「ポエ占い」で○か×かを神様に聞ける!コインでもできる!

2020/03/09

ポエ。左側が「表」右側が「裏」

表と裏が1つずつ出たら陰陽バランスが取れている

 台湾人は、神様やご先祖さまなど見えない存在の声を積極的に聞こうとします。その方法としてポピュラーなのが「ポエ占い」です。

「ポエ」とは赤い三日月型をした、手のひらに収まる大きさの木片です(冒頭写真)。これを2つ、平らな面を合わせて両手で包むように持ち、イエスかノーで答えられる質問をします。続いて、ポエを地面に放り投げます。

 2つのポエは陰陽を表し、1つが表向き、1つが裏向きの場合、陰陽のバランスが取れているのでイエスまたはOKと判断します。両方とも裏(陰)の場合はノーです。両方とも表(陽)の場合、もう1回ポエを投げ直すというのが一般的です。

 廟やお寺でおみくじを引く際も、おみくじの番号が入った棒を引き、その番号でよいかをポエで確認してから、おみくじを受け取ります。ノーだったら違う番号を引き直し、再びポエで確認し、OKが出るまで繰り返す、ということをします。

おみくじを引く際もポエで確認する

 また、清明節という祝日には家族そろってお墓参りに行き、墓前で飲食をして過ごす習慣があります。

 そろそろ引き上げようかというタイミングで、ポエの出番。「おいとましてもよろしいですか?」とご先祖様に尋ねます。OKが出なければ、後で再びポエです。ご先祖様を身近に感じられそうですよね。

真剣な気持ちで神様に具体的な質問をしよう

 皆さんも神様の助言を求めたいときに、ポエ占いをやってみてはいかがでしょう。ポエがなくても、表か裏かがわかればいいので、コインなどで代用してかまいません。

 最初に、神様に自分の名前、住所、年齢を告げます。その後、質問を告げましょう。心の中で唱えてもかまいません。

 大事なのは、イエスかノーかで答えられる具体的な質問にすること。例えば、「ゴールデンウィークの旅行はどこに行けばいですか?」ではダメで、「ゴールデンウィークにハワイに行きたいと思いますが、行ってもいいですか?」と聞きます。

 ノーだった場合、「では、サイパンはどうですか?」「ゴールデンウィークがダメなら夏休みはどうですか?」といったぐあいに、質問を変えていくのはOKです。

 こんなふうに質問を具体的にすることで、自分が本当に何がしたいのかが明確になります。そもそも、自分のお願いを明確にできた時点で、それは半分叶ったも同然なのです。

 私たちは、自分がどうなりたいか、何がほしいかがはっきりわかれば、無意識のうちにそれを実現するための思考や行動をとります。

 私も占いをするときに「いい仕事に就けますか?」とか「すてきな彼氏ができますか?」と聞かれたら、その人にとっていい仕事とはどんな仕事なのか、すてきな彼氏とはどんな人なのかを尋ねて、具体的に話してもらいます。その人にとって目指すゴールがはっきりしたとき、初めて、そこへ至る道のりも見えてくるというものです。

 気をつけてほしいのは、遊び半分で、どうでもいい質問をしないこと。せっかく神様にお尋ねするのですから、真剣に質問しましょう。いいかげんな気持ちでは、神様の答えが意にそぐわないと、簡単に無視してしまいます。それでは神様に失礼ですし、意味がありませんよね。

メッセージを忘れないようにメモを取る

 神様からのメッセージは、実は、いろいろな形で私たちに送られてきています。ただ、アンテナを張っていないとなかなか気づかないし、気づいたとしても、すぐに忘れてしまいがちです。

 夢を見たときも、その中にさまざまなメッセージがあるはずですが、記録しておかないと内容をすぐに忘れますよね。それと同じです。

 そこで、メモ帳や手帳を常に持ち歩いて、何かピンと来たことがあったら、キーワードだけでもすぐにメモしておくことをお勧めします。スマートフォンに記録しておくのもいいでしょう。

 どんな意味があるかはわからなくても、気になったら、ひとまずメモしておき、定期的に見返してみるのです。メモの内容が増えるにつれ、判断材料も増えていきます。

 しだいに「あっ、もしかしてこういうことなのかな?」と解釈できるようになっていくでしょう。

参拝者で賑わう台湾の行天宮

 私も以前に、こんなことがありました。毎年、春節(旧正月)の時期はみないっせいに休みますから、私も仕事を休んで海外に行きます。台湾人や中国系の人がこぞって旅行するので、3〜4ヵ月前から予約しないと飛行機やホテルも取れません。

 ふだんはその手配も楽しんでいたのですが、なぜかその年に限って、気が進まなかったのです。

 何かあるような気がした私は「旧正月、出かける気がしない」とメモしておきました。結局そのままズルズルと日が経ってしまい、「あー、もうどこも行けないから、台湾にいようか」ということになりました。

 そして、春節の前々日のこと。私の経営する会社のスタッフがミスをして、大ピンチが発生しました。仕事納めの日で、他のスタッフはいませんでしたが、私がすぐに対応でき、大事に至らずに済んだのです。

「これをさせるために、神様は私を台湾に残したんだな」と思うと、なぜか不思議と安堵のような気持ちと感謝が湧いてきました。

 皆さんも、ぜひ、神様からのメッセージに耳を傾けてみてください。ほんとうに神様はいるんだな、私たちに働きかけてくれているんだな、と思うことがきっとあるはずです。

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