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大人気の星読み係・y u j iが教える【風の時代】の歩き方(Part4)

2020年12月22日、「土の時代」が終わり、私たちは「風の時代」に突入しました。天空に位置する星の位置が220年ぶりに変わり、占星術の世界では新しい時代に入ったと大きな話題となっているのです。

これまでの常識が吹き飛ばされ、新しい常識や価値観が生まれてくるでしょう。そんな風の時代に、よりよい自分と出会い、豊かな毎日を送るための方法を大人気の星読み係・yujiさんに教えていただきました。


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前回に続き、風の時代の歩き方④と⑤をお届けします。

●風の時代の歩き方④

【「I」こそすべて】自分らしさの追求や発信が新しい人間関係や豊かさを呼ぶ

これまでの「土の時代」は、学年や組織といった縦社会が重要視されましたが、「風の時代」ではその様相も変化します。

縦社会の垣根が低くなり、同じ趣味や考え方を持つ人と関係性を築くことで横の広がり・つながりが拡大し、自分の色や個性を出せる人たちが活躍する時代になりそうです。

その際、お勧めなのがSNS(※1)です。私の場合、毎日twitterなどで星の動きを発信していますが、それが誰かの助けになったり、本の出版やイベントを開催するキッカケとなったりしています。 

※1 登録された利用者同士が交流できるwebサイトの会員サービス

 私らしさや好きという〝I(愛)〟を発信すると、それを「いいね!」と思う〝I(愛)〟が返ってきます。国内はもちろん、外国にいる人とも「好き」を共有でき、自分の世界がどんどん広がるはずです。

エッセンシャルワーカー(※2)や3Kと呼ばれる仕事に就き、がんばっている人こそ、自分の好きを大事にし、発信してください。好きこそものの上手なれです。

 ※2 医療従事者や運送業者など、生活維持にかかせない職業に就いている人

好きなものや、それに没頭している姿を配信して誰かに伝えていくことで、本業以上の収入や、好きを共有できるつながり・絆を得られます。このように、幸福度が増すことこそ、風の時代の基本といえます。

 自分が好きなことがわからない人は、8歳頃の自分を思い出してください。当時、好きだったこと、ハマッていたことが、自分の魂が求めている雛形で、〝本来の自分の求めるもの〟です。

また、いきなり大それたことを発信しなくても大丈夫です。「昨日食べたコンビニのスイーツがおいしかった」だけでもいいのです。

そもそもSNS上で積極的に発信しないという人は、友人の投稿にコメントする、「いいね」を押すというような関与・参加の仕方をしてみるといいかもしれません。

SNSをお勧めしているものの、Iを出す場所は、自宅や職場、趣味のサークル、学校など、各々が可能な場所でも構いません。自分に適した場所で、Iを出せば、自ずとつながりが広がり、豊かさも向上していくと思います。

●風の時代の歩き方⑤

【カッコつけない】弱みを見せられる人こそが実は社会から歓迎される

人は、誰しも得手・不得手がありますが、現状では、得手をアピールし成功している人が優秀と評価される傾向にあります。

「風の時代」では、逆に、不得意なことがある人、苦手をいえる人も同様に歓迎されるでしょう。

自分の苦手部分「凹み」は、自分の弱みであり、カッコ悪い部分と思うかもしれません。しかし逆に、その部分が得意・好きで、それをやることでイキイキと輝く人も、必ずいます。

例えば、私は、お話ししたり、書くことは得意ですが、掃除は大の苦手です。できれば、掃除はハウスキーパーさんにお願いしたいと思っているぐらいです。

 もし、この願いが実現したら、私は自ら掃除をしなくても、キレイで居心地のいい部屋で過ごせるようになりますし、ハウスキーパーさんは、自分の得意なことで感謝され、報酬も得ることができます。

 凹みを出せば、それを補う「凸(とつ)」を持つ人が登場しやすくなるのです。ですから「私はこれができないからダメな人」と卑下する必要はありません。

逆に「私はこれが苦手!」と言えるカッコつけない姿勢こそ、風の時代において積極的に取り入れたいマインドです。

一方で、注意点もあります。それは、「誰かのためファースト」で行動することです。皆さんも経験があるかと思いますが、人から「あなたのためを思ってやりました」と言われると非常に断りづらいものです。

また、相手から頼まれていないことをするのは、その人の魂が成長の機会を奪っているともいえます。

「人の為」と書いて「偽り」と読むように、「人の為に」といって、自分の欲求を満たすことは、自分のために相手を利用し、相手の能力を搾取していることと同じ。また助けたい人・助けてほしい人が共依存関係になるのも避けたいところ。

′′正しい循環があるかどうか・依存関係になっていないか〟に気をつけて過ごすと、文字通り、気持ちのいい、風通しのよい人間関係を築いていくことができるでしょう。

(おわり)

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