アンチエイジング医は脱シャンプー20年!髪の黒さをキープ
本日は、体の健康のためにぜひやめてほしいことを1つご紹介します。それはシャンプー!「え?髪にはシャンプーやトリートメント、絶対に必要でしょう?」と思われたでしょうか……。
形成外科医でアンチエイジングの専門医でもある宇津木龍一先生は、もう20年前からシャンプーを使っていません。その髪は黒々としていて、きれいな頭皮です。
実は宇津木医師、シャンプーをやめる以前は、髪が少なくなって、頭皮が光っていたそうです。それがシャンプーをやめてから、コシのある髪の毛が出現。8年前からは、お湯ではなく「水洗髪」(30℃以下)に切り替えたところ、白髪が少なくなり、驚くほど髪の毛が増えたのです。
また、宇津木医師の勧めでシャンプーを手放した人たちの中には「シャンプーをやめたら、髪がワカメのように真っ黒になりツヤも出てきた」と証言するかたも(40代女性)。
―――「考えてみてください。シャンプーは、浴室に長期間置きっぱなしにしてカビ一つ発生しません。強力な防腐剤のおかげです。また、洗剤成分である界面活性剤には、強い細胞毒性があると、すでに科学的に明らかにされています。そういったものが、頭皮から毎日吸収されて、細胞そして全身に害を与えるのですから、シャンプーは百害あって一利なしです」(宇津木医師)
必要な皮脂は残し、酸化した皮脂だけを洗い流すのが洗髪の極意だ
この話を聞いて、さっそく水洗髪に切り替えた担当編集者・中村(健康雑誌編集者歴20年)。実は数年ほど前、お湯洗髪をしていたことがあります。2年ほど続けましたが、髪はいつもベタベタで、定期的にひどいかゆみとフケに悩まされ、けっきょくシャンプー生活に戻ってしまいました。ところが、水洗髪には驚きました。全然、髪の毛がベタベタしないのです。そして現在、開始から3週間目に入りますが、肌荒れも改善している気がします。
―――「髪や頭皮の酸化した皮脂は、水で洗い流せます。必要な皮脂は残し、酸化した皮脂だけを洗い流すのが洗髪の極意です」(宇津木医師)
詳しい水洗髪のやり方は『ゆほびか』2021年8月号にて詳しくご紹介しています。興味のあるあかたは、ぜひご覧になってくださいね。(※暑い季節に水洗髪を試す際は、もし異常が出たらいったんシャンプー洗髪に戻す。症状によっては皮膚科を受診する)