
※本記事は『ゆほびかGOLD vol.33』(2017年刊)掲載記事を再編集したものです。
質問力を磨き高める質問の仕方・受け方
皆さん、こんにちは。一人さんです。
今回のテーマは、「質問力を磨いて人生を大逆転させる」です。
「人生を大逆転させるって何ですか?」と言うとね、自分の悩みを自分で解決できるようになることだと、私は思っているんです。
出てきた問題、出てきた問題に最高の答えを出せるコツを皆さんにお伝えさせていただきます。
それでは、よろしくお願いします。
Q3 前向きな結論を得る質問の仕方は?
悩みにぶつかったときに、「自分はなぜ悩んでいるのか」「悩みの原因はなんなのか」「その原因を取り除くにはどうすればいいか」など、自分で自分に問いかけて解決を図るようにしています。
ところが、このような問答をして悩みに向き合っていると、よくないことやマイナスの感情に自分が振り回され、ときにネガティブな考えに陥ってしまうことがあります。
困った事態に直面したとき、前向きな結論を導くための質問の仕方、悩みとの向き合い方についてご教示いただけましたら幸いです。

A3 明るい答えになる条件を決めておくんです
「暗い考えになっちゃう」って言うけど、すでに暗いんです、自分がね。だからね、お題を出すときに「明るい答え」とか「自分も周りも明るくなるような答えを出しましょう」というふうに条件を決めておかないと、ズレちゃうんです。だから、それを気をつけないとダメですよ。
それともう1つ大事なことは、人に答えを聞くときは、答えを知っていそうな人に聞くっていうことなんです。
この前、「駅はどこですか?」と聞いたら、「私、地元じゃないんです」っていうことがあったんです。知らない人に聞いても行き方はわからないんです。
でも、知っている人に聞けば、スッと答えが出るんです。だから、人に聞くときは、まず「この人、知ってるだろうか」って、ちゃんと相手を見てから質問するんです。
例えば、サラリーマンの同僚に「起業したいんだけど」って相談する人がいるけど、宝石のことは宝石屋さんに聞くし、豆腐のことは豆腐屋さんに聞くんだよね。聞く相手を間違ったらダメなんです。
この質問をくれた人は、自分が聞きやすい人に聞いてるんじゃないかな。答えを知っていそうな人に聞かないとダメですよ。
それで、質問した相手が答えを知らない人だなと思ったら、「ありがとうございます」って頭を下げてね、それで答えを知っているほかの人に当たるんです。
あとそれと、成功したいなら、商売で成功してる人に聞かなくちゃダメなんです。失敗している人に聞いたら、失敗の話しかしないからね(笑)。
自分は「商売したいんだ」「成功したいんだ」とか、何をしたいのかをよく考えて、知ってる人に聞くんです。わかったかい。
はい、以上です。(一人さん)