※本記事は『ゆほびかGOLD vol.33』(2017年刊)掲載記事を再編集したものです。
質問力を磨き高める質問の仕方・受け方
皆さん、こんにちは。一人さんです。
今回のテーマは、「質問力を磨いて人生を大逆転させる」です。
「人生を大逆転させるって何ですか?」と言うとね、自分の悩みを自分で解決できるようになることだと、私は思っているんです。
出てきた問題、出てきた問題に最高の答えを出せるコツを皆さんにお伝えさせていただきます。
それでは、よろしくお願いします。
Q4 人はなぜ悩むのでしょうか?
野坂昭如さんが出演されていたサントリーのCMで、「ソクラテスもプラトンも悩んで大きくなった」というのがありました。だいたい50歳以上のかたは一度は聞いたことがあると思います。
子どものうちは勉強や友達のことを悩んでいても、大人になったら悩みがなくなるのだと思っていましたが、実際は、大人になっても悩みが尽きないどころかかえって大きくなってしまいました。
そこで、斎藤一人さんにご質問です。ズバリ、人はなぜ悩むのでしょうか。
また、ソクラテスの時代から今日まで、時代は変わっても、人は悩み続けているような気がします。人はいつまで悩むのでしょうか。
さらに、当代一の成功者である斎藤一人さんも悩むことはありますでしょうか。
もし、悩むとしたら、それはどんなことでしょうか。よろしけければ、お教えいただけましたら幸いです。
A4 すべての悩みは魂の成長のためなんです
この答えは、信じる人と信じない人がいるからね。信じなくてもいいから聞いててね。
人はね、何回も生まれ変わるんです。今回も、生まれてきた目的は、魂の成長なんです。
魂というのは、難題とか、悩みとかを解決することで成長するんです。だから、問題が出てきたときは「魂がこれで成長するにはどうしたらいいんだろう」って答えを探せばいいんです。
それでね、悩みというのは、解決するためにあるんです。人は悩んで困って成長する。だから、うんと悩みなさい。うんと困りなさい。
この世のすべてのもの、発明でもなんでも、人の〝困った〟から生まれたんです。それと同じで、魂の成長も、悩み、苦しみ、困って解決策を見つけて、成長するんです。
魂の成長のために生まれてきてるんだから、生きてるうちは悩みはなくならないからね。
あと、「死」のように、どうにもならない悩みとかあるでしょう。年を取ると、「息子の顔もわからなくなった」って言うこともあるけど、それぐらいボケちゃうと、死が怖くなくなってくる。それは神の愛だと私は思っているんです。ボケることすら救いなんです。
だから、あなたは生きてるうち、ボケるまでは悩みがある。もしかしたら、ボケても悩みはあるのかもわからない。悩みがあったら、それをどうやって解決するか。魂が成長するような解決の仕方、これを出していくといいですよ。