女医は15年間、ショウガを積極的に摂取して体調・体形をキープ
今日は、血液と血管が若返り、体の脂肪を燃焼させる手作り常備菜をご紹介しましょう。それは「酢ショウガ」――ショウガのみじん切りの酢漬けです。
東京・イシハラクリニック副院長の石原新菜(いしはらにいな)先生は、かつて、一人暮らしの乱れた食生活と、大学病院の長時間勤務の影響で、肥満と体の不調に悩まされていました。
自然療法や食事療法で名高い父・石原結實(いしはらゆうみ)医師に相談すると、体の冷えを改善するために積極的にショウガをとり入れるよう指導されました。新菜医師は、すりおろしたり乾燥させたりしたショウガを紅茶に混ぜるなどして、ショウガを食べるようになりました。
すると、するすると半年で10kgやせて元の体重に戻り、肩こりやニキビ、動悸などの不調がきれいさっぱり消えたのです。
それから今に至る15年間、積極的にショウガをとることを欠かさず、とてもいい状態で体調をキープしているといいます。
みそ汁、納豆、ヨーグルト、サラダ、ご飯、炭酸…何にでも合う万能調味料
そして、6年ほど前から、常備菜として欠かさないのが酢ショウガです。
酢には、
「血管を広げて血圧を下げる」
「食後の血糖値の上昇を抑える」
「血液をサラサラにして血栓を防ぐ」
「腸内環境を整える」
「内臓脂肪を減らす」
という薬効があります。
ショウガには、
「殺菌作用」
「胃腸の働きを助ける」
「体の表面の血管を拡張して血流を促す」
「体の脂肪を燃焼させて体を芯から温める」
とう薬効があります。
この酢とショウガのダブルの薬効が期待できるのが、酢ショウガです。実際、クリニックの患者さん、48歳男性Nさんは、石原新菜先生の指導で酢ショウガを食べ始めてからたった42日後の検査で、体重が5キロ減って、血圧、血糖値、中性脂肪値が大幅に改善しました。
酢ショウガは、みそ汁、納豆、ヨーグルト、サラダ、お肉やお魚、炊き込みご飯、甘酒や炭酸水など、いつもの食材に混ぜるだけの万能調味料にもなります。
かつては、中山秀征さん、小堺一機さん、関根勤さん、ハイヒールモモコさん、ゆりやんレトリィバァさんなどの芸能人も、酢ショウガの効果を実感されました。
あなたの食卓にも改めて酢ショウガを取り入れてみてはいかがですか? おいしい食べ方など、もっと詳しく酢ショウガについて知りたいかたは、2021年8月号『ゆほびか』をご覧くださいませね。