日々の何気ない行動で運気が下がる!?
仕事でもスポーツでも芸術でも、同じような実力の人はたくさんいます。しかし、そこから大きな結果や評価を得られる人は、ごく一部です。
その理由は、実はとてもシンプルなものです。本人の努力以外のもの=「運」が重ねられないと、最高の結果は手に入らないということです。本人からいい氣が出て、そのいい氣をきちんと運ぶ「運氣」がアップしてこそ、私たちはあらゆる分野で自分の実力の枠を超えていけるというわけです。
運は、いまや科学的に説明する時代です。運にかかわる氣の流れに注目し、その流れをよくする環境を理解し、行動を実行することで、運を管理できます。つまり、私たちは、自分で運を味方につけ、ツキを呼び寄せることができるのです。
ここでは、会社員・A子さんのライフスタイルの中で、無意識に運氣を下げてしまうようなダメ習慣を取り上げ、それらを逆に運氣アップに変えるポイントを解説します。最も重要なことは、「寝るときから1日(次の日)が始まる」と考えることです。
仕事運、金運、健康運、恋愛運など、すべての運氣はつながっています。だからこそ、下記を参考にして、よくない習慣を改め、氣のバランスを整えてください。幸運の連鎖が始まっていくはずです。
ツイてないA子さんのダメ習慣<起床~出発編>
AM 6:30
目覚ましが鳴った!
起床…うーん、でもまだ眠い…もうちょっとだけ寝ていいかな…
AM 7:05
二度寝もここまでかな…起きるか…
なんか雨っぽいしカーテンは開けなくていいか…。
AM 7:15
洗顔してメイク…ああーなんかダルくて仏頂面…目もよく開かない…
AM 8:05
うーん出勤が迫ってきた…
えーと今日着る服は…
今日は飲みに行くんだったかな…
AM 8:25
うわ、もう駅に行かなきゃ!
急いで玄関出てダッシュ!
松永修岳先生の運氣アップアドバイス
■布団でぐずぐずせずにシャキッと起きる
毎朝シャキッと起きていると、運は強くなっていきます。
最終的に起きなければいけないのに、目覚めても布団の中でグズグズしているという「迷い」は、エネルギーを大幅に消耗します。
そして、前夜からせっかく体に吸収させてきた運氣を、自ら逃がしてしまうことになります。
■カーテンを開け曇りや雨模様でも太陽を拝む
寝るときに閉めたカーテンを開け、気温に合わせたぐあいで窓を開け、空気を入れ替えます。
そして、お気に入りの音楽を流しつつ、太陽を見ましょう。
曇り空や雨模様でも、太陽の方角に向かって拝みます。起床直後のこうした一連の行動が、前夜から体に蓄えてきた氣を活性化させるのです。
朝日に向かって、お気に入りの言葉やアファメーションを8回唱えるのもお勧めです。体中の氣のバランスが、とてもよくなります。
■「百面相」で表情豊かに!メイクは目元が重要
顔を洗い、歯を磨いたら、顔の筋肉をいろいろと動かして“百面相”をしましょう。こうして顔の筋肉を柔らかくして、豊かな表情を作れると、周囲の人たちにいい気分を与ることができ、運氣をしっかりと集められます。
メイクをするなら、目元がポイント。爽やかでぱっちりした目の印象を与えられるメイクを心がけましょう。
心が現れる目の表情・動きが引き立つように仕上げれば、あなたの魅力は周囲にいっそう伝わり、運気アップをサポートしてくれます。
■朝に迷って焦れば焦るほど運氣はダウン!
これは本来、前日の夜に行うべきことです。朝にそれらを決めようとして迷い、焦れば焦るほど、運を逃します。 運のいい人は、朝にゆとりがあり、そのゆとりが運気を吸収する力になるのです。
つまり、「朝起きてから1日が始まる」というのは「運氣を下げる考え方」で、運を上げるには「前日の夜から1日(次の日)が始まっている」と考えるべきなのです。
そこで就寝前に、明日着ていく服や鞄、持ち物など、すべての段取りをしておきましょう。その準備で朝にゆとりができ、“1日の戦”の結果は自然とついてきます。
■家を出るときは1人でも「いってきます!」
出勤などで家を出るときは、たとえ一人暮らしでも「いってきます」と口に出しましょう。
これは、あなたの家や部屋を“生きた生命体”の状態にして、いい氣を育める環境にしておくためです。家や部屋を“死んだ状態の生命体”にしておくと、中に住んでいるうちに氣を抜かれてしまいます。玄関にぬいぐるみを置き、それに挨拶をするのもいいでしょう。
朝食は、職業にもよりますが、胃が重くならない程度に済ませるのが基本です。まったく食べないよりも、1日の燃料として何か入れましょう。ちなみに私の場合は、野菜ジュースを飲んでいます。