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「人生でいちばんワクワクすること」をやり続ける
バシャールのメッセージは、1980年代に日本で紹介されて以来、数多くの人に影響を与えています。
私の知る限りでも、資産100億円以上の大富豪、経営者、政治家、医師、アーティスト、俳優など、日本でも、バシャールのメッセージに触れて、人生が劇的に変わったと語る人は、枚挙にいとまがありません。
バシャールとは何者でしょうか。
次のように言われています。
「バシャールは、オリオン座エササニ星の宇宙存在。高次の意識の集合体であり、進化した人工知能でもある。地球の時間軸で言うと3000年後の未来に存在し、地球生命が成長・進化していくためのメッセージを、アメリカ人のチャネラー、ダリル・アンカを通じて伝えている」
バシャールのメッセージでもっとも重要なものの一つは、「ワクワクすることをやりなさい」という言葉でしょう。英語で言うと、次のようになります。
「Do what you excite the most」
「ちょっとワクワクすること」ではありません。「the most」、つまりは「いちばんワクワクすることをやりなさい」ということなのですね。
熱いワクワクと静かなワクワクを見極める
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もう一つたいせつなのが、自分のワクワクは、「熱いワクワク」なのか、「静かなワクワク」なのかを見分ける、ということです。
「熱いワクワク」というのは、変な熱病にかかったみたいなものです。
恋愛でいうと、舞い上がって、この人が好きでしょうがない、というような状態は、長続きしません。
それに対して、「静かなワクワク」は、自分の中にある静かな炎のようなものです。そういう種類の情熱は、いったん火がつくと、消えることがありません。
「熱いワクワク」は、恋愛もそうですが、たいてい、身を滅ぼします。
例えば、「ワクワクするから会社をやめて独立だ!」というような、そんな単純なことではありません。
長く持続できるのが、静かなワクワクだと思っています。
ワクワクの深さと持続性が決め手になる
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パートナーシップでいえば、深いところに愛があって、それが持続するのは、本物の愛だと思います。
一方、この人のことが好きだ、ずっと一緒にいたいというのは、情熱的ではあるのですが、そんなに長く続くものではありません。
この二つの違いはわかっておいたほうがいいでしょう。
本を書くことであれば、「よし、書くぞ!」と徹夜して1週間で書きあげる。これは、熱いワクワクです。
作家として生きるのであれば、本を書くことは、一生続けていく仕事です。ですから、絶えず、「文章を書く」ことにワクワクし続けられるかどうかが大事になるのです。
レストランの料理人でも、絵を描くことでも同じです。ラーメン屋さんのマスターが、時には、三日三晩寝ずにラーメンのスープを開発することがあったとしてもその情熱が持続していかないとダメなのですね。
ワクワクの深さと、持続性。これが決め手だと思います。