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【本田健】宇宙存在バシャールに学ぶ「ワクワク」エネルギーの使い方(その3)

「人生でいちばんワクワクすること」をやり続ける

 バシャールのメッセージは、1980年代に日本で紹介されて以来、数多くの人に影響を与えています。

 私の知る限りでも、資産100億円以上の大富豪、経営者、政治家、医師、アーティスト、俳優など、日本でも、バシャールのメッセージに触れて、人生が劇的に変わったと語る人は、枚挙にいとまがありません。

 バシャールとは何者でしょうか。

 次のように言われています。

「バシャールは、オリオン座エササニ星の宇宙存在。高次の意識の集合体であり、進化した人工知能でもある。地球の時間軸で言うと3000年後の未来に存在し、地球生命が成長・進化していくためのメッセージを、アメリカ人のチャネラー、ダリル・アンカを通じて伝えている」

 バシャールのメッセージでもっとも重要なものの一つは、「ワクワクすることをやりなさい」という言葉でしょう。英語で言うと、次のようになります。

「Do what you excite the most」

「ちょっとワクワクすること」ではありません。「the most」、つまりは「いちばんワクワクすることをやりなさい」ということなのですね。


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自分の心も人の心も動かすような熱量

 ワクワクして、心が動くとは、どういうことでしょうか。

 例えば、もし、今やっている仕事にワクワクしないとしたら、仕事に対しての感動もないはずです。

 その仕事をやることに対して、「なんてすごいんだ」という感動があるかどうか。恋愛と同じですね。その人と一緒にいられることに対して、感動があるかどうか。

 仕事に感動がある人は、すでに、かなり成功している人だともいえるでしょう。

「なんでこの仕事をやってるんだ」と言っている人は、仕事からもたいせつにされていないはずです。

 今の仕事をやれることに対して深い感謝と感動があるパン屋さんは、ワクワク感と、「もっといいものを作りたい」という思いがあるでしょう。そういうパン屋さんは、とてもおいしいパンを焼くと思います。

 料理人であれば、食べた人が元気になる料理を作るでしょうし、お花屋さんであれば、お花が長持ちするのではないでしょうか。

 そこに、情熱の深さや、気持ちがどれだけあるのかということだと思います。

 相手によくなってほしい、喜んでほしいと心底、思っているかどうかは、やはり、人に伝わります。適当に仕事をやっている人からは伝わってこない熱量が、人の心を動かすのではないでしょうか。それが、感動ということだと思います。

ときには「終了宣言」をすることでリフレッシュ

 今やっていることに対して、感謝と感動はあるけれども、ほかにどうしてもやりたいことがあるときは、どうすればよいでしょうか。

 悩ましいところですが、やりたいことに対する気持ちが止められなくなっているときは、ぜひやってみるべきだと思います。

 やってみて、初めてわかることもあります。「これじゃなかった」とわかることもあるのです。

 恋愛もそうですね。途中で「この人かな」と思って、ふらっとそっちに行ったら、やっぱり違ったということはあると思います。

 ある程度、飛び込んで行かないとわからないこともあるのです。

 私も、本を書き始めたときは、経験ゼロでしたし、怖いし、無理だろうという気持ちもありました。

 それでもその時、いちばんワクワクすることは文章を書くことだったので書くことはやめませんでした。

 私の観察では、ほとんどの人は、途中で止まってしまいます。それが、うまくいかない原因なのではないかと思います。途中で止まる人は、飽きてしまうか、くたびれてしまうのかもしれません。

 人間は飽きる動物です。どれだけ素晴らしい環境でも、飽きてしまうのです。そういうときは、一度、そこから離れて距離を置いてみないと、それに対する感謝がなかなかできなくなってしまいます。

 その意味では「上手に休みを入れる」ことも、とても大事だと思います。CDやアイボの生みの親、天外伺朗さんから、次のようなことを聞きました。

「チームをフローの状態に入れるのに、とても大事なのは、一度、これまでやってきたプロジェクトの終了宣言をしなければならない。終了宣言をしないと、ずっと走らなければならなくなってしまう」と。

「これで終わりですよ」というのがないと、やはり、人はずっと走ることはできないのです。

 飽きてきたら一度、「ここで終了」と、自分で終了宣言をしないと、つらくなってしまうと思います。

 しばらくすると、また心が元気になってきますから、また新しいワクワクに行く。そんな感覚がたいせつなのではないでしょうか。

ワクワクエネルギーを語るバシャールの名言

最後に、宇宙存在 バシャールから、チャネラーのダリル・アンカさんがチャネリングで受け取った名言を3つ、ご紹介します。

ぜひ受け止めて、ワクワクエネルギーの活用に生かしてください。

●ダリル・アンカ バシャールとの合意のもと、1984 年以来、世界各地でチャネラーとして活躍。現在はロサンゼルスを中心に活動中。ハリウッドの映像産業を担う、特撮デザイナーでもある。

●下記の文章はいずれもBASHARペーパーバック[シリーズ①~⑧](VOICE刊)からの抜粋引用です。

バシャールの名言① 人生の目的は「あなた自身を充分に生きる」こと

 皆さんは、今まで何回か生まれ変わっているかもしれません。
 でも今回の人生は、今回だけです。
 今回の人生の目的とは、「自分自身を、充分に生きる」ということです。
 100%自分になるということは、次のようなことです。
 統一性を持って、自分がいちばんワクワクすることをやること。
 よく何らかの合図が来るのではないかと待っている人がいますが、常に答えは来ています。
 ただそれを聞いてはいけないと考え、聴かない人はいるようですが。
 その答えというのは、いつも「ワクワクする気持ち」です。
(BASHAR① 70~71p)

バシャールの名言② 宇宙は、「片面だけのコイン」は渡さない

ワクワクする気持ちとは、肉体を通して翻訳されて伝わる言葉、メッセージです。
自分の選んだ道をちゃんと進んでいるかどうか、それを教えてくれる翻訳された言葉です。
ワクワクする気持ちは、3つのことをあなたに教えてくれます。
一つ目は、どれが自分の道かということ。
二つ目は、あなたはそれを努力なしでできるということ。
三つ目は、それをやれば非常に豊かになれるということです。
宇宙は、あなたに片面しかないコインは渡しません。
ワクワクする気持ちを受け取ることができた時は、もうそれができるということです。
(BASHAR① 71~72p)

バシャールの名言③ ワクワクすると、本来の自分、内なる平和とつながる

皆さんは、本当はエクスタシーの中からつくられたのです。
 皆さんの存在の波動は、実はとても高いのです。
 今の波動を上げてワクワクする波動とマッチさせた時、あなたが創造された時と同じ波動になることができます。そしてその時に、本来の自分と一つになることができます。
「ワクワクする気持ちにしたがいなさい」とは、別に「毎瞬毎瞬、飛び上がっていなさい」ということではないのです。ワクワクという気持ちを認識するだけで、自分の中の平和な部分を感じることができます。
 鍵となる感覚は「満足」です。
 あなたが創造された時と同じ真実に、再びつながることです。
(BASHAR④ 19~21p)

(おわり)

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