幸せとお金を引き寄せる「才能」は、誰の中にもあります。
才能を探す簡単な方法は、自分の感情を「才能探知機」として使ってみることです。
ポジティブな感情、ネガティブな感情、どちらも宝物のありかを教えてくれます。
この特集でコツをお伝えしましょう。
●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.19の記事を再編集したものです。
【20代の質問】に本田健さんが回答
Q 写真を撮りながらワクワク人生を送りたいです。
カフェ店員をしながら、趣味で写真を撮っています。写真はウェブサイトで公開しているのですが、仕事や収入にはつながりませんし、ここからどうすればいいでしょうか。
大好きなことでワクワクできる人生が送りたいですが、まず最初にできることってなんですか?
【20代パート・「のんびり写真を撮っています」さんの質問】
A 趣味でワクワクしたいのか、仕事にしたいのか、決める必要があります。
「ワクワク」には2種類あります。ひとつは「個人的な趣味」。もうひとつが「プロの仕事」です。個人的な趣味では、ほぼ、お金はもらえません。
まず、ワクワクすることを趣味でやりたいのか、仕事にしたいのか、決める必要があるでしょう。
趣味は、仕事の合間にやるようなことで、たいていの場合は息抜きです。一方のプロの仕事は、「ずっとそれをやっていても飽きない」ことです。ちょっとやって飽きそうなことは、仕事にはできません。あなたにとって写真は、「ちょっとやって楽しいこと」でしょうか。それとも「心中してもいいくらい突き詰めたい」ことでしょうか。
その答が出れば、プロとして写真を続けていく適性があるかどうか、わかると思います。
写真の世界は幅が広く、人物写真、風景写真、物の写真、広告写真などいろいろあります。
商品の写真なら、写真の才能に加えてデザインの才能が必要です。アラスカの大自然の中でクマを追いかけ撮影するとなると、冒険家や登山家の才能も必要です。写真の才能と掛け算できる才能を探し、磨いていくといいと思います。
(本田健)