幸せとお金を引き寄せる「才能」は、誰の中にもあります。
才能を探す簡単な方法は、自分の感情を「才能探知機」として使ってみることです。
ポジティブな感情、ネガティブな感情、どちらも宝物のありかを教えてくれます。
この特集でコツをお伝えしましょう。
●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.20の記事を再編集したものです。
【50代の質問】に本田健さんが回答
Q 子どもの才能を応援する方法が知りたいです。
高校生の子どもは、美術に一生懸命です。絵の才能があるように見えますが、でも、それが仕事や収入になるとは思えません。
サラリーマン家庭で、経済的なサポートはできません。それでも応援したほうがいいですか? どのように応援すればいいですか?
【50代主婦・「心配性のママ」さんより】
A 「あなたには才能がある」と言葉をかけ続けてあげてください。
絵の才能を持つ人ができる仕事は、画家以外にもたくさんあります。デザイナー、インテリアコーディネーター、建築家、お菓子を作るパティシエも絵の才能を使って仕事をしています。
お子さんが絵だけでなく、ほかにどのような才能があるのか、よく見てみてください。そしてその才能の掛け算で勝負できる仕事を探す手助けをしてあげましょう。
経済的にサポートする必要は必ずしもありませんが、本人が自分の才能を生き生きと活かせるように、「あなたには才能がある」と応援の言葉をかけ続けてみましょう。
そうすればいつかきっと自分で才能を見つけ、ベストの仕事を見出せると思います。
ちなみに、絵や美術の才能を引き出すためには、美大に行くことだけがすべてではありません。美大に行かなくても、美術関係で成功している人はたくさんいます。その人の才能が本物なら、必ずどこかで開花します。
美大に行かせる経済力がないからといって、自分たち夫婦を責める必要はまったくないと思います。(本田健)