●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.34の記事を再編集したものです。
美しく装って参拝することは願いをかなえるうえで不可欠な神さまに対する礼儀
皆さん、こんにちは。斎藤一人さんの弟子で、癒しの講演家の舛岡はなゑです。
今日は、一人さんから教わった、すばらしい参拝法をお伝えできる機会をいただいたことに、心から感謝いたします。
これからお話しすることは、一見、不思議な感じがするかもしれませんが、私たち一人さんの弟子はこのお話を聞いて、人生がガラッと180度転換しました。成功の礎となった話です。
私は子どもの頃からずっと、「神さまに見られてるんだ」って。何となくそう思いながら生きてきました。
そのことに関して、1つ疑問があったんです。それは、「何十億もの人間を神さまはどうやって見ているんだろう」という疑問でした。
答えを探してみたものの、自分が納得する答えはなかなか見つかりませんでした。
答えは大人になって、暇な喫茶店をやっていたときに、ふらっと、お店にやってきた紳士が教えてくれました。
紳士が、ある神社さんに連れて行ってくれたときのことでした。
「はなゑちゃん、あの鏡を見てごらん。神さまが映るから」そう言われて見てみたら、なんと!
映っていたのは、私自身ではありませんか!
驚いて目が点になった私に、紳士はこう言いました。
「みんな神さまなんだよ。みんなの中に神さまがいるんだよ」
もうすでに気づいたかたもいらっしゃるでしょう。そうです。私に神さまを見せてくれた紳士こそが、のちに累積納税額日本一の大実業家となった一人さんでした。
お参りに行っても、行かなくても、自分の中に神さまが
宇宙を創造した、愛と光の塊のような偉大なる存在のことを、大霊と呼んだり、ヤハウェと呼んだり、アラーと呼んだり、いろんな呼び名があります。神道では、天之御中主さまと言います。読んで字のごとく、宇宙の中心である神さまです。
この宇宙の中心の分霊が、私たちの心の中にあるんです。宇宙の中心の愛と光が、私たちの中に入っています。
「宇宙の中心に天之御中主さまがいるんじゃないよ。天之御中主さまがいるところが、宇宙の中心なんだよ。人間の心の中には天之御中主さまの分霊があるということは、1人ひとりが宇宙の中心なの。
私は神社に行きたくて、しょっちゅうお参りに行くのだけれど、ほんとうはいつもいっしょ。みんな、宇宙の中心なんだよ。自分のなかにある分霊は大元の愛と光の塊とつながっているんだよ。だから、どこへ行こうが、常にいっしょ。ということを少し意識して過ごしてごらん。人生が全然違ってくるよ」(一人さん)
この話を聞いた瞬間、人は皆よりよき人生を送るに値する存在なんだ、って。
自分は「なりたい自分になれる」と、私は思ったんです。
おしゃれを楽しむのは神さまに対するお礼
皆さんは神社参拝のことを特別なものとお考えですか?
私も、神社にお参りに行くのは楽しいです。レジャーの1つです。でも、私はこう思うのです。
自分の中に神さまがいるのであれば、ときどきは自分にお参りして「私のためにがんばっていただきましてありがとうございます」って、お礼をしたほうがいいな、って。
神さまにお礼って何ですか、というと、一人さんいわく、何かおいしいものを食べに行くのも神さまへのお礼だし、好きなアーティストの音楽を聞いたり、ライブに行ったりするのもいいそうです。
とにかく、自分が楽しめること、喜ぶことをするんです。それが参拝、神さまへのお礼になりますよ。
映画が好きなら、映画を見に行っていいし、もっとおしゃれを楽しんでもいいんです。
華やかな装いをして、お化粧をしてもっと自分をキレイにしていいんです。いいえ、どうぞキレイな自分でいてください。体は神さまのお社なのですから。自分の中に神さまがいるんです。
自分をキレイにしてオシャレを楽しむのは、お宮を美しく整えるのといっしょなんです。
そんなふうに、普段から過ごしていると、ちょっとずつ、あなたの中にある愛と光が大きくなっていき、やがてはその愛と光があなたの体を、全身を包みこみ、あなたは守られます。
大安心の境地に至るのです。そんなあなたが行くところ、行くところが天国です。
あなたがいる場所が天国になりますよ。